ヨーロッパの照明メーカーであるマキシマは、優れた性能を約束する新技術を満載した新しいマキシマ6 GaNライトを発表した。GaNは硝酸ガリウムの略で、ランプの回路はこの材料で作られており、通常のLEDよりもルクス重量比が大きく、さらに効率と高CRI演色性が向上している。
高い効率
マキシマによると、硝酸ガリウム半導体はシリコン半導体よりも効率が高い。つまり、マキシマは、熱の発生が少なく、より多くのエネルギーを光に向けることができる小型の照明を作ることができる。そのため、ヒートシンクを小型化し、液冷の代わりに空冷を使用することが可能になる。さらに、ファンも必要ない。
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静音
マキシマはまた、この新しいライトは現在の市場で最も静かなライトのひとつであり、サイレントモードでのノイズレベルは19dBaで、基本的に聞き取れないほどだと謳っている。レギュラーモードやブーストモードなど、他のモードもあり、発生するノイズは最大29 dBaまで増加する。
取り付け
このライトは、Bowensマウント、Profotoネイティブマウント、Arri QLMマウントの3つのマウントオプションが利用できる。
特徴と数値
- 新しいマキシマ6 GaNの数値は以下の通り:
- 60,000ルーメン以上
- 通常の700W LEDに匹敵する出力
- わずか600Wの消費電力
- 98.3の色精度
- 5,600 K フルスペクトル白色光
- 25,000時間の使用で0.02%の色ずれ
- 35~75Vのあらゆる電源でフルDCバッテリー動作
- 重量はランプ単体で4 kg、ヨークマウント追加で4.6 kg
価格と発売時期
マキシマ6 GaNは2999ユーロからで、現在同社サイトで入手可能。