MacOS用で4KやProResに対応した編集プラットフォームMedia100 Suiteが無料で提供される。Media100は現在、Boris REDにバンドルされており、創造的なタイトルとトランジション効果を実現している。
多数のプロ機能を備えたMedia100は、編集経験が浅かったり、ステップアップしたいプロデューサーに最適なNLEだ。 MacOS Sierraや古いMacOS Xバージョンでも利用可能で、使いやすく、幅広いユーザーにアピールする。
Media100バージョン2.1.8は、最大4Kの解像度と60pのビデオフォーマット、ProRes、MJPEG B、さらにはR3Dなどのコーデックに対応している。 柔軟性があり多様な機能を持ち、プロシューマーからプロの放送制作までさまざまなワークフローに適用している。以下に、Media100でサポートされているコーデックをリストアップしておく。また、こちらのリンクでも詳細が確認できる。
- Apple ProRes (422, LT/HQ, 4444 flavours among others).
- REDCODE R3D
- AVC-Intra
- DVCPro flavors
- MJPEG B
- Sony XDCAM (Sony XDCAM Transfer使用)
このソフトウェアは、AJAやBlackmagic Designのキャプチャカードでも使用できるため、録画済みのフッテージやライブビデオの取り込みも可能。
Boris REDエフェクトパッケージもフリーソフトウェアに含まれており、Media100を終了することなく、エフェクト、トランジション、タイトルを作成することもができる。これは.EPSファイルをサポートしており、キーフレーム付きの3Dテキストやトランジションをカスタマイズし、ロゴやグラフィックスにエフェクトを適応することができる。 また、Eye Screamの “100 Essential Transitions”も含まれており、プロフェッショナルな効果のテンプレートを簡単に使用することができる。更にエフェクトを仕上げるため、タイムラインをAdobe After Effectsにエクスポートすることもできる。
フリーソフトウェアは、こちらからダウンロードでき、Media100の詳細を確認できる。Media 100を初めて使う場合は、Kevin P. McAuliffe氏やCreative COW氏のチュートリアル資料がオンラインで用意されている。