KUVRDから新しいスタイルのレンズキャップが登場した。レンズのフロントとリアにフィットし、外れてしまうことは無い。現在Kickstarterで注目が集まっており、好スタートを切っている。
レンズキャップが知らないうちに外れて失くしてしまったことが1度や2度あるのではないだろうか。また、各レンズでレンズキャップのサイズが異なり、どのキャップがどのレンズのものか分からなくなったことは無いだろうか。全てのレンズにフィットし、確実にレンズを保護してくれるレンズキャップがあれば、実に便利なのだが。
そんな都合の良いレンズキャップがKUVRD ULC(Universal Lens Cap)で、Kickstarterに登録されている。
KUVRD ULCの概要
KUVRD ULCは異なるサイズのレンズにフィットするレンズキャップ。今まで無かったのが不思議だという製品があるが、KUVRD ULCはまさにそのような製品だ。伸縮性があり、丈夫で、ほぼ全てのDSLRレンズにフィットし、完璧に保護する。レンズの前後に同じものを被せるだけで良い。さらに頑丈な保護が必要な場合は、複数のキャップを重ねて被せることもできる。下のビデオも参考にして欲しい。
https://www.kickstarter.com/projects/kuvrd/kuvrd-universal-lens-cap
なおレンズのサイズが小さければ前後に2つのKUVRD ULCを被せると、多少の雨なら防水にもなる。 KUVRD ULCはフロント径が60mm~150mmのレンズに適合するので、ほとんどすべてのDSLRレンズをカバーする。
長所と短所
個人的にはこのKUVRD ULCは無条件にお勧めできるものではないが、貴重なレンズを保護するという面では、もちろんお勧めできるものだ。レンズキャップはレンズのフロントガラスに触れないように設計されている。以下は開発者の声。
私たちは意図的にULCの外面に凹凸を作りました。レンズがコンクリートに落下したとき、衝撃を吸収します。フロント面はレンズのフロントから数ミリメートル離れたところに位置し、8つの凹凸と中心の突起で衝撃を和らげます。
短所も上げておこう。各レンズにKUVRD ULCが付いていると、レンズを識別するのが難しくなる。もう一つの短所は、KUVRD ULCを片手でレンズに被せることはできない。一長一短があるが、保護機能を取るか、簡便性を取るかの選択だろう。
価格
1つのKUVRD ULCにつき30ドルだが複数注文するとお買い得になる。更にソーシャルメディアでKickstarterキャンペーンを共有すると、無料で1個ついてくる。現在、ほぼ$ 40,000の資金が集まっており、当初の目標2,500ドルを大きく上回っている。このキャンペーンは2018年1月15日で了予定。
すべての資金調達キャンペーンに言えることだが、あなたは顧客ではなく投資家だ。全てがうまく運んだ場合は、2018年4月までに「注文」を受け取ることができる。しかし、うまくいかないこともあることは、念頭に置いておく必要がある。Kickstarterのキャンペーンについて詳細はこちら。