EF(またはEF-S)レンズを、RFマウントを採用した最新のキヤノンカメラで使用できるようにする、新しいアダプターが発表された。さらに、RFレンズの特徴的な機能を得ることができる。このアダプターは、いわゆるコントロールリングを内蔵している。
キヤノンの強力なEFレンズマウントの後継であるRFレンズシステムには、RFレンズのコントロールリングという便利な機能がある。このリングは、絞り、シャッタースピード、ISOなどの好みの設定をアサインすることができる。
このたび、旧来のEFレンズをキヤノンRFマウントに適合させるだけでなく、前述のコントロールリングを付属させたアダプターが発売された。EFレンズの長いフランジ距離を利用して、このスペースを有効に活用することができる。
Meike MK-EFTR-B コントロールリングマウントアダプター
円形フィルターや可変NDフィルターにも対応したMeike MK-EFTR-Cのように、レンズマウントを合わせるだけでなく、ちょっとした機能性をプラスした新アダプターだ。
特徴は以下の通り。
- コントロールリングのカスタマイズ機能
- 手ブレ補正IS対応
- オートフォーカス対応
- EXIF情報送信
- Type-Cファームウェアのアップグレード
Meikeのコントロールリングアダプターは、SUS304ステンレス鋼を中心に構成されている。コントロールリング本体はアルミ製で、ゴム製のリングで防塵・防水性を確保している。
本体サイズは約74.4×24mm、重量は約130gと軽量だ。この新しいアダプターの販売価格は、Meikeによると110ドルとなっている。
もちろん、自分のワークフローに必要なのはコントロールリングなのかドロップインフィルターホルダーなのか、判断する必要がある。もちろん、両方の組み合わせがいいのだが、限られたスペースに全ての機能を詰め込めるか疑問が残る。
Link: Meike