Meike MK-EFTR-Cは、EF/EF-SからEOS-Rへのレンズアダプターで、ドロップインフィルター付きの低価格製品だ。このリリースは、キヤノンEOS-Rミラーレス、Red Komodo、Red Raptorのユーザーにとって非常に喜ばしいニュースとなる。
ドロップインフィルターシステムは、レンズの改造品をレンズの前面にねじ込むのではなく、レンズの背面に素早く簡単に取り付けることができる。荷物を軽減することができ、内蔵NDに次ぐものを手に入れることができる。
Meike MK-EFTR-C EF/EF-S to EOS-R ドロップインVNDフィルターアダプター
Meike MK-EFTR-Cは、キヤノンのEF/EF-Sマウントレンズに完全対応した、防塵・防水の金属製ボディを持つ。金メッキ接点を備えておりカメラとの通信が可能で、オートフォーカス、絞り制御、レンズの手ぶれ補正のデータ送信が可能だ。
VNDを入れた状態で138.9gと軽量で、2.87×0.95インチと小型になっている。
アダプターには、1.5~9段の可変NDフィルターと、NDが必要ないときのための透明なドロップインフィルターが付属している。
そして何よりも、Meike MK-EFTR-Cは149.99ドルという超低価格を実現している。
競合製品
従来はキヤノンとKipperTieから発売されている。キヤノンの「ドロップインフィルターマウントアダプターEF-EOS Rは399.99ドルで、必要な129.95ドルのクリアフィルターは含まれていない。KipperTie Revolva RF/EFは非常にハイエンドで、基本価格は約1,200ドルからとなっている。
私自身がRED Komodoのユーザーであることから、この価格は少し受け入れがたいものだった。キヤノンのシネマカメラでは、内蔵NDは必須の機能だ。もっと手頃な価格のオプションが求められていた。
ブレイクスルー・フォトグラフィーからは、非常に有望なオプションが、しばらく前から予約販売されているが、発表から1年以上が経過した今日まで、その予約は一度も埋まっていない。
Meike MK-EFTR-Cをテストしておらず、VNDの品質が競合製品と比べてどうなのかは不明だ。また、キヤノンブランドのアダプター用に作られたフィルター、Breakthrough Photographyのフィルター、Kolari(別のドロップインフィルターメーカー)のフィルターがMeikeのアダプターで動作するかどうかも現時点では不明だ。
Meikeは最近、非常に有望なシネマレンズをリリースしており、このアダプターも期待できる。
このアダプターは、現在、Meikeのウェブサイトで注文できる。