PAGがMini PAGLink 99Whバッテリーを発表
Mini PAGLink 99Whバッテリーは、ホットスワップできる大容量バッテリー。小型軽量で機内持ち込みやUSB-Cからの充電もできる。
PAGは大容量のミニバッテリー、Mini PAGLink 99Whを発売した。 他のバッテリーに比べて小型軽量で、機内持ち込みの制限内(100wH未満)に収まるように設計されている。
このバッテリーは、IBC 2018でレポートした小型のMPL50モデルよりもさらに薄くなっている。BSCExpoでゴールドマウントバッテリーが展示されたが、Vマウントバージョンも選択できる。
ホットスワップ可能
Mini PAGLink 99wHには、2つの12V Dタップ出力と、交換可能なコネクタが含まれている。 USBデバイス、Lemo、Hirose、または別のDタップ出力が可能。バッテリー電圧は12Vから16.8V。
バッテリーにはLCDディスプレイが内蔵されており、残量がパーセンテージと時間(時間と分)で表示される。バッテリーをスタックすると、ディスプレイが自動的に更新され、残時間の合計がリアルタイムで反映される。従来のMPL50とMPL99を組み合わせてスタックできる。
バッテリーは個別に、またはスタックして充電できる。後者の場合、スタックされたすべてのバッテリーが同じ充電量に達するまで、充電量が最小のバッテリーが優先される。その後、同時に充電される。
USB-Cポートからの充電
また、PAGはポケットサイズの充電器を発表した。この充電器は、USB-Cで充電できる。これにより、外出先やラップトップから簡単に充電できる。マイクロチャージャーはVマウントとゴールドマウントで利用でき、最大4つのスタックバッテリーを充電できる。
標準のバッテリーマウントに加えて、2つの1/4インチネジがバッテリーに用意されており、アクセサリーを取り付けることができる。
Mini PAGLink 99Whバッテリーは、従来の50Whバージョンの携帯性を維持しながら、更に大容量の電源を提供している。
Mini PAGLink 99Whゴールドマウントバッテリーは、NAB 2020で正式に発表される予定で、Vマウントバージョンは間もなくリリースされる。バッテリーは約400ポンド(約57,000円)で、ミニ充電器は約100ポンド(約15,000円)で販売される。