中国のレンズメーカーZY Opticsは、そのサブブランドMitakonの下で迅速かつフレンドリーな格安レンズを作ることで知られているが、新しいMitakon 200mm F4マクロレンズのリリースを発表した。
最も小さなディテール “のビデオや写真を撮影する人に向けられ、実用的な200mmの望遠焦点距離を備えたこのMitakonは、特に499ドルという手頃な価格で魅力的な選択肢となるかもしれない。
マクロ撮影や写真撮影は、肉眼ではなかなか見ることのできない被写体の中の興味深いディテールを見せてくれるため、数え切れないほどの愛好家に愛されている。通常の撮影を超えた「ユニークさ」に関しては、「スローモーション撮影」に例えるしかない。2018年に発売されたオリジナルのLaowa 24mm Macro Probeは、多くの人にマクロ撮影の世界への扉を開いたが、このMitakonレンズは全く異なる種類のレンズではあるものの、1倍の倍率では(長焦点撮影の次に)素敵なマクロ画像も生成できるようだ。
プレスリリースによると、「レンズは7つのグループに編成された11枚で構成されている。3枚の特殊分散(ED)レンズ、3枚の超高屈折率レンズ、1枚の超高透過率レンズ。色収差(パープルフリンジ)に対抗するため、同社はAPOテクノロジーを採用している」と述べている。
レンズは重い(1300g)ため、サポート用のアルカスイスプレートが付属する。
200mmマクロレンズは、100mmマクロレンズと異なり、被写体との距離を大きく設定することができ、野生動物の撮影や被写体を邪魔しない写真撮影など、多くの場合に役立つ。
マウントの選択肢に関しては、新しいレンズはF、EF、FE、RF、Z、GFX、L、XCDを含む様々な選択肢が用意されている。
数年前のMitakonのレンズは少し柔らかいと言われていたが、光学設計とガラスの品質で飛躍的な進歩を遂げたようだ。このレンズが実際の(撮影の)世界でどのように振る舞うのか興味深い。
このレンズは現在、ZY Opticsのサイトで直接購入することができる。