2020年になって、GoProのKarmaが離陸できなくなったとする報告が相次いでいる。 GoProはこの問題を調査しており、問題解決を急いでいる。
GoPro Karmaの問題点
GoProは、2年前に数百人を解雇したが、その原因の一つがKarmaドローンだった。これまで、GoProの歴史上最大の失点だ。
Karmaのコンセプトは、GoProとGoProジンバルをドローンに直接接続できることだった。アイデアは悪くなかったが、Karmaのすぐ後にDJI がMavic Proを発売した。また、Karmaは飛行中の電力損失など、いくつかの深刻な問題に直面し、2500件のリコールが発生した。 2018年1月、GoProはKarmaの生産中止を決定し、既存のユーザーには引き続きサポートする旨を伝えた。最新の2.5ファームウェアアップデートは2018年9月に行われている。
離陸できない問題
最近(2020年になって)、多くのGoPro Karmaユーザーが、GPSの問題のために離陸できないと報告している。 GoProは問題を認識している。同社はTwitterで、「当社はこの問題を認識しており、解決に取り組んでいる」と書いている。 早期にファームウェアのアップデートが行われることを期待したい。
We will definitely post an update once we hear back from our product team. Thank you for your patience and understanding.
— GoPro (@GoPro) January 5, 2020
この問題について最初に報告したThe Vergeによると、問題はGPSの週番号ロールオーバーが原因である可能性がある。要するに、この現象は1024週間ごとに発生し、ソフトウェアがロールオーバーに対応するようにコーディングされていない場合、動作を停止する可能性がある。