中国のメーカーMovmaxは、ほとんどの車に重量級のカメラを取り付けることができるΦ45 Car Mounting Systemを発表した。このシステムは、吸盤、直径45mmのアルミチューブ、チューブロッカー/コネクターで構成されており、車のすべての側面に取り付けることができる。
Movmax製品については、昨年、電動フィルム三輪車「MUTO3000」と空気・油圧式衝撃吸収システム「N2アーム」を紹介した際に、初めてレポートした。
N2アームは、衝撃吸収アームとアイソレータで構成され、最大40kgのカメラを積載することができる。このアームは標準的なチューブに取り付けることができるが、同社は最近、130kgまでのカメラに対応する独自のΦ45カーマウント・システムをリリースしている。
Movmax Φ45カーマウントシステムの特徴
Movmax Φ45 カーマウントシステムは、構成としては比較的一般的なものだ。
- チューブロッカー付き吸盤4個
- アルミパイプ数本
- チューブコネクターとチューブロッカー
- 牽引フックコネクターやトレイルヒッチコネクターなどの専用アクセサリー
このような車載システムの仕組みは、吸盤を車に取り付け、パイプを連結して剛性を高めるという、いたってシンプルなものだ。
最後に、1本のチューブにカメラ機材や衝撃吸収アームを接続すれば、準備完了となる。
最大積載量
Movmax Φ45カーマウントシステムは、車の前後左右に取り付けることができる。
同社によると、システムの最大積載量は、サイドドアで80kgとなっている。
しかし、トレイルヒッチコネクターを使って車の後部にシステムを取り付けると、130kgまで積載することができる、これは驚くべきことだ。
価格と発売時期
Movmax Φ45 Car Mounting Systemは、2,199ドルで発売中。キットには2つのフライトケースに、4個の吸引カップ、6個のアルミニウムチューブ、5個のチューブコネクター、2個のチューブロッカー、牽引フックコネクター、レンチ、安全ストラップが付属している。このようなプロ仕様の車載マウントシステムとしては、非常にお買い得な価格設定となっている。
DSLR/ミラーレス/スモールシネマカメラを使用している場合は、Tilta Hydra Alienカーマウントシステムのようなシステムの方が、より良い、手頃な選択かもしれない。
詳細については、こちらのMovmaxのウェブサイトをご覧いただきたい。