Nanlite LitoLite 5Cは、バッテリーを内蔵した新しいポケットサイズのRGBWWライトで、100%の照度で最大90分間使用できる。正確な色でエフェクトも可能。付属のディフューザーを使用しても、AputureMCよりも強力な出力を提供する。 LitoLite 5Cは現在75ドルで入手できる。
ポケットサイズのRGBライトは、映像クリエーターの間で非常に人気がある。小さなサイズと内蔵の磁石により、事実上どこにでも取り付けることができ、希望の色を出すことができる。
おそらく、この種のライトで最も人気のあるのは、4個キットまたは12個キットで提供されるAputure MCだろう(記事はこちら)。
今回、中国の照明機器メーカーNanliteは、新しいポケットサイズのRGBWWLEDライトLitoLite5Cを発表した。
LitoLite 5Cの概要
LitoLite 5Cライトは、NanliteのPavoTube6Cと同じRGBWWナノパネルを備えている。Nanliteによると、パネルはCRIは平均95、およびTLCIは平均97の正確な光を生成する。CCT(バイカラー)モードでは2700K〜7500Kとなっている。
Nanliteによると、LitoLite5Cは最大6,205ルクス@ 0.98 ’/ 0.3m(581ルクス@ 3.28’ / 1m)を出力できる。この数値が正しければ、0.98 ’/ 0.3 mで1100ルクス(3.28’ / 1mで100ルクス)とされているAputureMCよりもはるかに強力なライトということになる。 LitoLite 5Cは、大きさが108 x 22 x 60mm、重量が138gで、Aputure MC(93 x 61 x 17 mm、130g)よりもわずかに大きいが、ポケットサイズと言ってよいだろう。
Nanliteは、内蔵バッテリーは100%の強度で最大90分使用できると述べている。発光しながらUSB-Cポート経由で充電することもできる。 LitoLite 5Cには1 / 4-20の取り付けネジと磁石が本体に組み込まれており、どこにでも取り付けることができる。
火、嵐、電球のちらつき、パトカーの警告灯など、15のエフェクトが内蔵されており、カスタマイズもできる。背面には内蔵OLEDディスプレイがあり、直感的なメニューで制御できる。同社によると、将来ファームウェアアップデートも予定している。
LitoLite 5Cにはディフューザーが付属している。装着しない場合は、ビーム角は約45度になるが、ディフューザーを取り付けた場合は約253度になる(当然、出力は減衰する)。
アクセサリーもいくつか用意されており、例えば、水中で使用するための防水バッグもその一つ。また、「バッテリーグリップ」にはバッテリーが内蔵されており、ライトの1 / 4-20ネジで取り付けるとグリップとして使用できる。更にミニ三脚も用意されている。
主な仕様
- サイズ:108 x 22 x 60mm
- 重量:138g
- 出力:7W
- 調光範囲:0〜100%
- ビーム角:45°(ディフューザーで253°)
- CRI:平均95
- TLCI:平均97
- 色温度範囲:2700k – 7500k
- +/- 100 G / M
- 36,000色
- 15のカスタマイズ可能なエフェクト
- 2,351ルクス@ 0.5m
- ディフューザー付属
- 3.7V / 2400mAh内蔵バッテリー
- 1/4 “-20ネジ穴
- USB-C(USB-C-USB-Aケーブル同梱)
- マグネット内蔵
- キャリーケース
- Bluetooth(アプリが必要)
価格と発売時期
Nanlite LitoLite 5Cには、ディフューザー、USB-C-USB-Aケーブル、およびキャリングケースが付属している。価格は75ドルとかなり手頃だ。
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