NANLITEはPavoSlim 240CL 4×1 RGBWW LEDパネルを発表し、PavoSlimシリーズを拡充した。コンパクトなパネルのため、特に狭いスペースでの撮影に適している。
親会社のNANGUANGは中国を拠点とする大手照明メーカーだ。今年初め、ジョニーは中国の汕頭にある同社の工場を訪問し、照明がどのように作られているかを見る機会を得た。2023年後半に発表されたPavoSlimのラインアップには、240B/240Cと60CL LEDライトが含まれるが、今回、ライトの設置が難しい場所専用のパネルが追加された。
特徴
PavoSlimは非常に薄く高出力のパネルライトシリーズだ。PavoSlimシリーズの他のモデルと同様、240CLはRGBWW出力、2700K-7500Kの広いCCT範囲と0-100％の調光、+/-150のグリーン-マゼンタ調整、CRI 96、TLCI 97の高い色精度を特徴としている。また、HSIを含む5つの照明モードと15の照明効果を備えている。
定格出力260Wの240CLは、重量わずか3.62kgで、明るさは21,030ルクス@1m/3.28フィート（5600K）となっている。細長いデザインで、長さ方向にはより広くソフトな光を、幅方向にはよりハードな光を照射する。この多様性は、様々な照明シーンで柔軟性を提供することが期待される。
ユニットはアルミニウム合金で構成され、保護と放熱の両方を兼ね備えている。背面には大型のシンクがある。
相互接続可能なコネクターを備えた5メートルのDC接続ケーブル（オプション）は、天井の届きにくいスペースに付属のDCケーブルを延長することができる。また、デュアルパネルカプラーを使用すれば、2枚の240CLパネルを4’x2’構成に組み合わせることができ、照射範囲を拡大できる。
仕様
240CLパネルの仕様は以下の通り。
- LEDフルカラーパネルライト
- 4’×1’サイズの本体 – 定格電力260Wで21,030ルクス@1m、5600K。
- 2700K～7500Kの広いCCT範囲、±150グリーン/マゼンタ調整付き
- CRI/TLCI平均96/97、TM-30 Rf/Rg平均94/100、SSI 3200K：84/5600K：74
- 2インチスクリーン、2つのボタンと2つのノブによる直感的な操作
- ポップアップ式ソフトボックス、ユニバーサルホルダー、ベビーピンホルダー付属
- 複数の制御方法： オンボード、リモートコントローラー、Nanlink APP、DMX/RDM、LumenRadio CRMX
- 複数の照明モード： CCT/HSI/RGBW/ジェル/エフェクト
- 15種類の照明効果： HUEループ、CCTループ、INTループ、フラッシュ、パルス、ストーム、パトカー、TV、パパラッチ、キャンドル/ファイヤー、ディスコ、バッドバルブ、花火、爆発、溶接
- 電源： AC/DC/Vマウントバッテリー
価格と発売時期
NANLITE PavoSlim 240CL 4×1 RGBWW LEDは、$1750 /€1,730.90で入手可能。キャリングバッグ、ポップアップソフトボックス、エッグクレート、1.5および2.5-stopディフューザーが付属する。詳細はNANLITEのウェブサイトをご覧ください。
