CoreSWXはニューヨークに本拠を置く放送業務用のバッテリーやチャージャーのメーカー。パナソニックEVA1のような小さなカメラの純正バッテリーでは、照明やモニターに電源を供給すると、瞬く間に消耗してしまう。Nano-VBR98はこれを解消するバッテリーで、パナソニックEVA1のバッテリーポートに装着でき、同時にD-Tapからモニター等に給電できる。
Nano-VBR98バッテリーには標準的なD-Tapソケットが付いており、直接アクセサリーへ給電できる。EVA1のバッテリーポートに装着でき、外部ファインダーやモニターにも同時に電源供給ができる。なお、ソニーのFS5用にはNano-U98が用意されている。
Nano-VBR98バッテリー
Nano-VBR98バッテリーは、EVA1のバッテリーポートに装着できる互換バッテリー。D-Tapソケットがついているのがポイントで、VマウントやAnton Bauerの大型バッテリーに見られるような使い方ができる。
Nano-VBR98は98Wh(7.4v、12300mah)と十分な容量があり、EVA1を最大5時間動作させることができる。もちろん外部モニターに電源を供給すると、使用可能時間は短くなる。 D-Tapソケットは標準の12Vを供給するので、ほとんどのアクセサリーに対応する。
主な仕様
Nano-VBR98はパナソニックの純正バッテリーに比べ、より多くの容量、安価、D-Tapソケットといった特長を持っている。以下はNano-VBR98の主な仕様。
- 98Wh、12300mAh
- EVA1など対応するパナソニックのカメラで使用可能
- 12V 2A SMBUS D-Tap
- 4セグメントLEDパワーゲージ
- EVA1で約5時間の連続使用時間
Nano-VBR98は現在発売済み。今回のバッテリーが好評なら、今後Core SWXはD-Tap対応バッテリーのラインナップを拡大する可能性もある。個人的にはキヤノン C300 Mk II互換バッテリーもラインアップして欲しいところだ。
リンク: Core SWX website