新しく発売されたノーティカムRED KOMODO 6Kハウジングは、以前のEpic LTやDSMC2 LTハウジングと同様に作られている。もちろんRED公認で、両メーカーの代名詞である高い基準で徹底的にテストされている。外部・内部モニター対応、クイックバッテリーアクセス、様々なマウントポイントやアクセサリーポイントなどを備えている。
水中ハウジングメーカーとして有名なNauticamに新しいハウジングが登場した。RED KOMODO 6K用で、コンパクトなシネパワーハウスだ。KOMODO 6KはREDのカメラの中で最も小さいだけでなく、グローバルシャッターを採用しているため、テンポの速いアクション撮影に最適だ。新しいノーティカムハウジングを使えば、水中でも海面上でもアクションを撮影できる。
構造と操作性
KOMODO 6K水中ハウジングは、カメラのコア機能の1つであるコンパクトさを可能な限り追求している。とはいえ、ほとんどの水中ハウジングがそうであるように、パッケージはかなり大きくなる。ハウジングにはコントロールポイントがたくさんある。専用のズームリングとフォーカスリングは、好きなマークが消せるようになっている。防水ボタンとノブで、ほとんどの必要なカメラ機能をコントロールできる。ハウジングとハンドルには1″ボールジョイントがあり、三脚の脚やライト、スキッドなどを取り付けることができる。トリムウエイトは、ハウジング周辺のいくつかのポートに設置したり、スキッド上を独立して移動させることで、完璧な水中バランスを保つことができる。大きなトップウィンドウでKOMODOのトップスクリーンを見ることができる。
レンズサポート
水中ハウジングはNauticam N120シネマポートシステムを採用している。このシステムは他の多くのノーティカムハウジングで採用されており、異なるカメラシステム間の切り替えを可能にする。このハウジングは適合するEFレンズのみを完全にサポートする。RF-EFドロップイン可変NDアダプターは、撮影中にND値をスムーズに調整するためのコントロールリングもサポートしている。プレスリリースでは、”REDがRFレンズサポートをリリースしたら、Nauticam KOMODOハウジングは準備が整い、完全に対応する “と約束している。レンズ交換は比較的素早く、工具も必要ないが、EFレンズとRFレンズを交換する際は、ハウジングを完全に取り外す必要がある。このシステムは、様々なアダプターを介してEF/RF以外のレンズの使用を可能にする。
バッテリーとモニター
システムはキヤノンBPバッテリーと互換性があり、標準のハウジングバックにキヤノンBP-975バッテリーを2個収納できる。外部モニター用に2つの追加ハウジングバックがある。ATOMOS ShinobiとNinja Vの両方のモニターバックを取り付けることができる。モニターの場合、システムは小型のデュアルバッテリーBP-955に限定される。ShinobiとNinja Vの両モニターは、ソニーNP-F750バッテリーに対応するように設計されている。バッテリーを交換する際には、バッテリーにアクセスするためにカメラを取り外す必要がなく、ハウジングを開けるだけで済む。
真空チェックとリーク検出システム
Nauticam KOMODO水中ハウジングは、現場でテストされたノーティカムのバキュームチェックとリークディテクションシステムを搭載しており、ハウジングの水密性と潜水可能な安全状態を常に更新する。細かいことは抜きにして、このシステムは色分けされたLEDインジケーターによって、水没前の密閉状態を保証することができる。漏水検知システムもこのメカニズムに基づいており、漏水が検知されるとオーディオ・ビジュアル表示が開始される。
同梱物
- KOMODO ハウジング
- 25625 M16真空バルブII
- 90120 ハウジングOリング、潤滑剤、Oリングリムーバー
- 2x マウントボール付きハンドル
- モニターシェード(Shinobi/Ninja Vモニターバックのみ付属)
- CR2032電池(水分アラームとバキュームシステム用)
- 六角レンチセット
- ハウジングスキッド
- カスタムフィットフォームインサート付きホイールケース
- 2x 0.25kgトリムウエイト
- 2x 0.5kgトリムウエイト
価格と発売時期
Nauticam KOMODO 6Kハウジングは8,661ユーロ。 Atomos Ninja Vバックは10,575ユーロ、Shinobiバックは10,028ユーロ(消費税込み)となる。いずれもNauticamのウェブサイトや世界各地の販売店で購入できる。