CAME-TVがVマウントバッテリープレートを発表した。これは、同社の両手持ちジンバル、ProdigyとArgoシリーズの使い勝手をより良くするように設計されている。
CAME-TVのProdigyとArgoジンバルは、DJIのRoninとRonin-Mに似た存在だ。どちらも充電式バッテリーを使用して駆動する。しかし、CAME-TVから新しく発表されたバッテリープレートは、実用上のアップグレードと言える。
今回発表されたCAME-TV V-Mountバッテリープレートは、スタビライザーのメインコラム/パン軸に従来のバッテリーと同じように固定するが、Vマウント型バッテリーにより、より長い連続撮影が可能となる。
ジンバルに大容量Vマウントバッテリーを使用する主な利点は、撮影時間を延ばすことができるほか、アダプターを使用してカメラ本体にも電力を供給できることだ。これにより、カメラ自体も軽くなり、システムのバランシングに有利になる。ただ、カメラのバッテリーはレンズの前重量を打ち消すのに役立っているので、実際には全体のセットアップをうまくする必要がある。
同社のジンバルには、カメラ保持部の底面にD-Tapポートが装備されており、ワイヤレスフォローフォーカスなど他のアクセサリーへの電力供給も行える。したがって、ジンバル、カメラ、およびアクセサリーの3つのデバイスに1つのVマウントバッテリーから電源を供給することができる。
また、CAME-TV V-MountバッテリーアダプターをコンパクトなVマウントバッテリーと一緒に購入すると割引が適用されるという特典がある。同社のWebサイトに詳しい情報がある。