キヤノンは、EOS R3とRF 14-35mmレンズの出荷状況についての最新情報を発表した。これらの製品の出荷段階は、まだ半年以上遅れる可能性がある。さらに、程度は低いものの、R5 Cや他のレンズも、この遅延の影響を受ける可能性がある。
12月に、キヤノンの新しいフラッグシップミラーレスカメラ「EOS R3」の出荷が遅れる可能性があることをレポートした。その間に、キヤノンはシネマラインの新モデル、キヤノンR5 Cと2本の超望遠レンズの発表もしている。
しかし、最近の更新で同社は、ほぼ3ヶ月経っても状況はあまり変わっていないと伝えている。
EOS R3 と RF 14-35mm の出荷遅れ
3月2日、同社のホームページの供給に関するお知らせ(日本語のみ)が更新された。今回の連絡では、EOS R3ボディとRF 14-35mmレンズの新規受注について、納期がまだ6ヶ月以上かかる可能性があるとの試算を発表している。
同社によると、パンデミックや世界的なチップ不足だけがこの状況の理由ではないそうだ。実際、キヤノンは予想外の需要の多さに驚かされたことを認めている。
今回の発表は、私たちの業界に広く浸透している状況を反映していることに注目すべきだろう。キヤノンの謝罪と、一刻も早い受注回復の約束に敬意を表したい。
R5 Cも影響を受ける可能性あり
しかし、更に新しいなニュースでは、待ち時間は短いものの、他の製品にも同じ問題が発生する可能性があるということだ。実際、このリストには、EOS R5 C、RF 800mm F5.6 L IS USM、RF 1200mm F8 L IS USMが含まれている。
実際、以下の製品の出荷には「通常より時間がかかる」可能性がある。
- EOS R5 C
- RF 16mm F2.8 STM
- RF 400mm F2.8 L IS USM
- RF 800mm F5.6 L IS USM
- RF 1200mm F8 L IS USM
- Eye cup ER-hE
- Lens hood EW-65C
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