カリフォルニアを本拠地とするDuclosはハイエンドのシネレンズで有名だが、同社がいわゆるマクロチューブを発売した。 これはマクロレンズへの変換レンズだ。ただし、今回はラージPL(LPL)マウント用に設計されているため、フルフレームセンサー用に設計されている。
このレンズは、いわゆるマクロチューブで、LPLマウントとシネレンズの間に位置するアダプターだ。新しいLPLマクロチューブは15mmのもので、より長い(通常のPLマウントですでに発売されているものと同じ)が間もなく登場する。
アダプター自体には光学部品は含まれていないが、レンズマウントとイメージセンサーの間の距離が長くなる。したがって、フランジ距離が長くなり、レンズの焦点が変わる。
Duclos 15mm LPL Macro Tube
名前の「15」はその目的を示しており、このLPLマクロチューブは、レンズマウントとセンサーの間の距離を正確に15mm増やす。最短合焦距離を短くし、倍率を大幅に増やす。結論として、どのLPLレンズも画質を犠牲にすることなくマクロレンズに変化させる。
Duclos 15mm LPLマクロチューブアダプターは、別にマクロレンズを持ち歩く必要がないので便利だ。コスト面から言っても有用と言える。小型軽量なので、気軽に持ち運べるのも魅力だ。
なおアナモフィックでは撮影できない。このアダプターは、球面レンズでのみ有効だ。
仕様と価格
サイズは3.6x 3.6x 1インチで、価格は350ドル。詳しくは、同社のWebサイトを参照いただきたい。