ロックサークル(LockCircle)はフジフイルムX-T2用ケージ、Kinetics XT2を発表した。本体のグリップをそのまま生かした非対称設計で、スレッド、ベースプレート、HDMIおよびUSBポートプロテクタを備えており様々なアクセサリーを装着することができる。
LockCircleのX-T2用ケージ、Kinetics XT2
フジフイルムX-T2は、特に4Kの映像制作者にとって非常に興味深いミラーレスカメラだ。数ヶ月前に実使用のテストと、ラボテストでソニーのα7S IIと比較したので、これらも参考にして欲しい。 LockCircleは、「非対称設計アプローチ」でX-T2のケージを人間工学に基づいて設計している。写真で見られるように、ケージが取り付けられても、カメラ本体のグリップを使用してカメラを保持できる。ケージ自体の重量は300g。
Kinetics XT2には多くのスレッド(79個の1/4”-20 スレッドと 3個の3/8”スレッド)があり、さまざまなアクセサリをマウントすることができる。ケージには、距離測定用テープのチタンフックを取り付けるためのスレッドも用意されている。
このケージには、HDMIとUSB 3.0それぞれのマイクロからフルサイズへの変換アダプター兼ロックポートが組み込まれているため、出力ポートを保護することができる。
このケージはカメラ本体のみを収納できるが、他のケージ同様、バッテリーグリップは収納できない。X-T2のヘッドホンジャックはバッテリーグリップにあるため、残念ながら、このケージを使用しているときはヘッドフォンでオーディオをモニタすることができない。
Cage Kinetics XT2ベースプレートには、Metabonesアダプター用のMeta-Blockマウントと、IMSマウント用のIMS-Blockがある。 1/4 “-20および3/8″ネジ(チタン製カメラネジ付属)で取り付けできる。
ケージは、4月末までに発売が予定されているが、価格は追って発表される予定。
HDMI/USB 3.0ポートプロテクター
さらに、LockCircleはHDMI / USBプロテクターを別製品として用意している。カメラに固定されている堅牢なクランプと、マイクロからフルサイズへのHDMI変換アダプター、そしてマクロからフルサイズへのUSB 3.0変換アダプターから構成されている。
LockPort XT2薄型カメラプレートは、元のカメラのネジを使用して、様々なヘッド、ベースプレートまたはスライドプレートにフィットするように設計されている。 HDMI / USB 3.0アダプターは、標準サイズのHDMIおよびUSB 3.0のフルサイズのメス出力コネクターがあり、接点は金メッキされている。(4Kテスト済み/ 5Gbps高速転送レート)
出荷は間もなくの予定。価格と発売時期の情報が入れは、すぐにこの記事をアップデートする予定だ。