レンズメーカーの Cooke Optics は高級PLマウントレンズで有名なメーカーだが、他のマウントの MiniS4iレンズを10月に発売する。
今年の初め、Cooke MiniS4i Cine Lenses を映画 The Good Catholic の撮影で見る機会があったが、なかなか美しい画を出していた。このプロジェクトでは、REDのEpic DragonをWooden CameraのPLマウントで使っていたが、次の作品はCookeの MiniS4i シネレンズをCanon EF、Nikon F、Sony E あるいはmicro 4/3で使おうと思っている。
今までは、これらのマウントのレンズを取り付ける場合は、自分でカメラのPLマウントを外し、新しいマウントを取り付け、バックフォーカスを調整する必要があった。10月からは新しいマウントが取り付けられたレンズが出荷されることになる。
PLマウントは、 Fujinon 19-90mm T2.9 や Angenieux 30-76mm T2.8 など一般的なシネズームレンズを使っている大きなプロダクションではまだまだ使われるだろうが、Cookeのこの動きは、サードパーティのマウントアダプターに依存している他のレンズメーカーにも影響を与えるだろう。
価格はまだ発表されていない