【IBC】 ソニーがビデオ用ズームレンズ、SELP18110Gを発表した。全域F4で18-110mmのsuper35mm仕様。4K対応のEマウントだ。
概要
このレンズはEマウントのsuper35mm対応、18-110mm(35mm換算27-165mm)のズーム域を持ち、全域不変F値のワイドズームとして、明確にプロフェッショナルビデオグラファーにも使える仕様としている。高いレベルの仕様ながら、重さは1105gと軽量。
SMO(Smooth Motion Optics)と名付けられた、極めてスムースな動きをするレンズ機構を装備する。これにより、フォーカスとイメージシフトを抑えている。レンズ自体にズームレバーを持つのも特徴、直接ズームコントロールができないカメラでも滑らかなサーボズームが使える。もちろん、ズーミングしても全長は変化しない。ソニー独自の光学手振れ補正も搭載されており、4K解像度対応となっている。
鏡筒にはズーム、フォーカス、アイリスの3リングを装備し、従来のビデオレンズに慣れたビデオカメラマンでも違和感なく使える。なお、ズームリングの回転方向も選択できる。
super35mmのFS7やα6300のようなAPS-Cサイズのカメラと組み合わせて使用することが想定される。
主な仕様
- 焦点距離:18-110mm(1)
- F値:全域F4
- 重量:1105g
- フォーカス、ズーム、アイリスが独立した3リング構成
価格は$4,500程度で、12月発売予定。(海外)
国内での発表は、現時点(9月9日)ではまだされていない。
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