ソニーは、ショートビデオで新しいCineAltaカメラを予告発表した。現在のところ、具体的に何がいつ登場するのかは不明だが、新しいハイエンドカメラのようだ。
CineAltaとは、ソニーがデジタルシネマワークフローの中で、コンテンツの制作に関わる様々な製品に使用しているブランド名。過去には、カメラだけでなくプロジェクターにもCineAltaのブランドが付けられていた。今回、ソニーは新しいCineAltaカメラを予告するミステリアスなショートトレーラーを公開した。
新しいCineAltaカメラ – VENICEの後継モデル?
現時点では、ソニーが何を発表しようとしているのか推測するしかない。同社は、「#NewCineAlta」というハッシュタグをつけて、非常に短い動画を公開した。VENICEのサイドディスプレイと思われるフレームの中に、カウントダウンが挿入されている。しかし輝度を上げてVENICEと比較したところ、わずかな違いがあることが判明した。右下のダイヤルがディスプレイに近づいているのだ。
このヒントを考えると、ソニーは近々新しいハイエンドシネマカメラを発表するかもしれない。CineAltaラインナップの現在のフラッグシップであるフルフレームシネマカメラ「VENICE」は2017年に発表されたので、すでに4年が経過している。ソニーのファームウェアアップデートのロードマップ通り、このカメラは約1年前にファームウェア6.0にアップデートされている。解像度に関して言えば、VENICEは6Kが最大なので、8Kへのグレードアップも考えられる。
このビデオには日付も書かれていないので、いつ新情報が発表されるかは今のところ不明。物理的な展示会は12月にIBCが再開される予定なので、そこで新しいCineAltaカメラを見ることができるかもしれない。なお、ソニーのウェブサイトでは、連絡先を入力しておくと、ニュースが発表されたときにすぐに知らせてくれる。