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Nextorage(ネクストレージ)がM.2 2280 NVMe SSDを発表

Nextorage(ネクストレージ)がM.2 2280 NVMe SSDを発表

Nextorage(ネクストレージ)株式会社(本社:神奈川県川崎市、本多 克行代表取締役)は、PCIe® 4.0対応M.2 2280 NVMe SSD「NEM-Hシリーズ」(以下「Hシリーズ」)を発表した。2,000 GB、1,000 GBの2種類があり、2021年7月21日よりAmazonにて発売する。

NextorageはソニーのストレージメディアのうちSDカードやXQDなど一般的なメディアストレージを扱う会社として2019年10月に発足し、2021年6月には同社初となるコンスーマー向けSD、microSDカードを発表している。

今回発表したのは、PCIe® Gen 4.0 x4(以下「PCIe® 4.0」)に対応したM.2 2280 NVMe規格の SSD。同社はプロフェッショナルや業務用ストレージ製品で知られているが、先のSD、microSDカードに続き、コンシューマー向け製品の第2段となる。

「Hシリーズ」の概要

「Hシリーズ」は、PCIe® 4.0/NVMe 1.4に対応したコントローラーと、3D TLC NANDを搭載したM.2 SSDで、シーケンシャルリードは最大7,100 MB/s[1]、シーケンシャルライトは最大6,850MB/s[1]、ランダムリードは最大650K IOPS[1]、ランダムライトは最大700K IOPS[1] に達する。高速ロードを求めるコアゲーマーや、4K/8Kコンテンツクリエイターなど、負荷の大きい作業を行うユーザー向けのハイパフォーマンスモデルとしている。

高速NANDインターフェース、DDR4 DRAMメモリ、ダイナミックSLCキャッシュの採用により、最先端のオペレーティング環境に求められる高い処理性能を実現している。容量は2,000 GB、1,000 GBの2種類が選択でき、PCIe® Gen 3.0との下位互換性を確保している。

主な特徴

高速NANDインターフェース

1200MT/sの3D TLC NANDメモリ 、8chコントローラーを搭載しPCIe® 4.0のデータ帯域(約8GB/s)を最大限活用した高速度。

大容量ダイナミックSLCキャッシュ & DDR4 DRAM

SSDの全記憶領域の最大3分の1までキャッシュサイズを確保するダイナミックSLCキャッシュを採用し、高頻度アクセスデータの高速化やTLCの長寿命化に寄与。さらに最大2GB※のDDR4 DRAMを搭載し、ハイスピードと安定性を両立している。(DDR4のメモリ容量は2,000GBモデルで2GB、1,000GBモデルで1GB)

・強力エラー訂正(LDPC)

コントローラーには強力なエラー訂正アルゴリズムである第4世代LDPC(低密度パリティチェック)を搭載し、読み取り中に生じるランダムビットエラーの高度な検出と修正技術により、データを破損から保護します。

マザーボードとの製品互換性

243種の各社マザーボードとのバリデーションチェックを実施(2021年7月現在)。今後も製品互換性情報を早期にアップデートする。

データクローン作製ソフト「Acronis® True Image OEM」

ダウンロード特典として、SSDデータのクローンを作成する専用ソフトウェア「Acronis® True Image OEM」(インストール後1年間無償)のインストール用シリアルナンバーが付属。

信頼性試験の全数実施

機能テストに加え、出荷前に同社規定の高温環境下において、全領域での書き込み/読み出しテストを行い、品質を確保。

5年の製品保証、国内サポート

購入後5年間の製品保証が付き、国内の専用のサポートセンターで、メールおよび電話によるカスタマーサポートに対応。

価格と発売時期

価格はオープン。7月21日よりAmazonで発売される。主な仕様は同社のサイトを参照いただきたい。

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