ニコンは、ミラーレスカメラNikon Z用のリモートグリップ、 MC-N10をリリースした。このハンドルは、USB-Cでカメラに接続する。業界標準のARRIロゼッタを搭載し、多くのコントロールボタン/ダイヤルへのリモートアクセスを可能にする。
ニコンは最近Z 9ファームウェア3.0アップデートと新しいN-Log LUTをリリースし、コンテンツクリエーターのためのより良い映画制作ソリューションを提供し続けている。
今回はこれらのアップデートと同時に、カメラを遠隔操作するための新しいアクセサリー、リモートグリップ「Nikon MC-N10」を発売した。
ニコンMC-N10リモートグリップの特長
MC-N10は、Nikon Z9、Nikon Z6 II、Nikon Z7 IIのすべてのユーザーに向けたアクセサリー。このリモートグリップは、USB-Cでカメラに接続する。ジンバルや手持ちリグで撮影することが多いなら、使用する価値は大きいだろう。
MC-N10の側面には、業界標準のロゼットコネクターと、ユーザー割り当て可能な2つのファンクションボタンがある。また、グリップ底部には単三電池2本を収納できるバッテリードアが用意されている。
ハンドル前面には、オン/オフスイッチ、トリガー&レックボタン、ISOボタン、露出補正ボタン、シャッタースピードや絞りを調整するスクロールホイールが配置されている。
背面にはジョグホイール、シャッタースピードや絞りを調整するスクロールホイール、そしてメニューへのアクセス、再生、ズームイン/アウトによるピント確認、AF-ON、表示設定の変更を行う7つのボタンがある。
このニコンMC-N10リモートグリップは、キヤノンEOSシネマカメラやソニーFX6/9のグリップを彷彿とさせる。
もちろん、これらのカメラに対応したサードパーティのLANCハンドルをいつでも見つけることもできる。しかし、この種の「汎用」ハンドルは、機能が限られており、通常はカメラのメニューにアクセスすることはできない。
価格と発売時期
ニコンMC-N10は、69,630円で11月4日の発売予定。
詳細については、ニコンのウェブサイトをご覧ください。