ニコンは、フルサイズミラーレスカメラNikon Z用の新しい広角ズームレンズ、NIKKOR Z 17-28mm F/2.8を発表した。NIKKOR Z 17-28mm F2.8」は、軽量かつコンパクトで、汎用性の高いレンズ。9月22日から183,370円で予約販売される予定。
ニコンはNIKKOR Zレンズをリリースし、ラインナップを拡大し続けている。17-28mm f/2.8や「Nikon NIKKOR Z 800mm F/6.3 VR S」を発売しており、2025年末までにまだ50本以上のレンズを投入する予定だ。
ニコンはすでにNIKKOR Z 70-200mm F/2.8 VR S、NIKKOR Z 24-70mm F/2.8 S、NIKKOR Z 14-24mm F/2.8 Sがあるが、14-24mm F/2.8 Sという広角ズームレンズは2.500ドルで販売されている高級品だ。
広角ズームレンズにそこまでお金をかけるのは納得がいかない、多少の妥協はしてもいいというユーザーに対し、手頃な価格の「NIKKOR Z 17-28mm F/2.8」を発売した。
Nikon NIKKOR Z 17-28mm F/2.8 features
NIKKOR Z 17-28mm F/2.8は、その名前が示すように、ニコンNIKKOR Sの「プレミアム」レンズのラインアップには含まれないレンズだ。しかし、わずか450gという小型・軽量のこのレンズが、優れたコストパフォーマンスを持っていないわけではない。
この広角ズームレンズは、ズーム全域で開放F値がF2.8に固定されているのが特徴。また、機械音の少ない高速ステッピングモーターを搭載しており、動画撮影に最適となっている。また、17-28mm F2.8はIF NIKKORレンズであるため、AF動作中にレンズの大きさが変わることがない。
レンズ全体が密閉されているので、防塵・防滴に優れているが、すべての状況や条件下でIP規格ではないため、注意が必要だ。前玉には防汚コーティングが施されており、汚れ、指紋、汚れに強くなっている。
光学設計
NIKKOR Z 17-28mm F2.8のレンズ構成は、11群13枚。さらに、非球面レンズ3枚、超低分散(ED)レンズ2枚、スーパーEDレンズ1枚を使用し、ゴーストの抑制、コントラストの向上、レンズの色収差の低減を実現している。
また、9枚羽根の開口部により、心地よいボケ味を実現する。最短撮影距離は19cm、フロントフィルター径は67mmとなっている。
価格と発売時期
Nikon NIKKOR Z 17-28mm F/2.8は、9月22日から183,370円で予約販売される予定。
詳細については、こちらのニコンのウェブサイトをご覧いただきたい。
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