ニコンは、ミラーレスフラッグシップカメラZ 9の開発を発表した。詳細は未発表だが、今年後半に公開される予定。ただしフルフレームセンサーで8K内部記録が搭載されることは確認されている。
ニコンのZ 6およびZ7ミラーレスカメラは、2018年に発売され、後継のZ 6IIおよびZ 7IIは、2020年10月にリリースされた。
ニコンはZレンズマウントを備えたミラーレスカメラのラインアップを構築し、映像クリエーターへのアプローチを積極的に行っている。ZラインアップにはProRes RAWやHDMI経由のBRAW出力などの優れた機能が搭載されている。しかし今までフラグシップモデルが無かった。キヤノンもEOSR発売からEOS R5 / R6を発売するのに数年かかっている。
ニコンは、2021年のオリンピックのタイミングに合わせ、新しいフラグシップミラーレスカメラ、Z 9を開発していると発表した。
現在の情報
現時点では、これら2つの画像と、ニコンが公開している情報を除いて、Z9に関する情報はほとんどない。以下は簡単な要約。
- Z 9は、Zラインナップの一部であるミラーレスカメラで、ニコンZレンズマウントが搭載される
- 新開発のFXフォーマット(フルフレーム)スタックCMOSセンサーを搭載
- 新しい画像処理エンジンが搭載される
- 8K内部記録が可能な最初のニコンカメラになる。記録形式、フレームレート、ビット深度などに関する情報はない
これまでのところ、Z 9に関する情報はこれだけだ。ニコンは、Z 9は「ニコンの歴史の中で最高の静止画とビデオのパフォーマンス」と表現している。
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