Odake BladeXはフィールドで編集する場合、セカンドディスプレイを可能とするIndiegogoキャンペーンを開始した。Odake BladeXはタッチスクリーンディスプレイで、1080Pで表示する。更に4K解像度を持つディスプレイも選択できる。また、超薄型15.6インチモニターを採用しており、これは軽量で内蔵バッテリーを備えている。
Odake BladeXとBladeX Proディスプレイ
ビデオ編集を屋内で行う場合は、21:9ディスプレイや2ディスプレイを使用することが多い。しかし、出先やフィールドで編集を行う場合は、ノートパソコンの画面に頼らざるを得ない。これは、快適な編集には程遠い。 Odakeは、「BladeXは、今日入手可能な最も軽量でコンパクトな外付けモニターです」と述べている。
BladeXの15.6インチモニターは4.5mmの厚さ(ベースで最大13.5mmの高さ)で、わずか1Kg以下の重さだ。 BladeXとBladeX Proの2つのバージョンがあり、 BladeXは、タッチスクリーンで1080P解像度を持ち、USB-Cポートで入力する。 BladeX Proは4Kディスプレイだが、タッチスクリーン機能はない。
2つのディスプレイは1000:1のコントラスト比と60Hzのリフレッシュレートで明るさ300nits。屋内では問題ないが、直射日光の下では見にくいだろう。 BladeX Proは、解像度が高く、Adobe RGBカラースペースの100%をカバーできるため、映像制作に適している。
電源はACアダプターで外部電源でも使えるが、内蔵の3000 mAhバッテリーでも動作する。このバッテリーはベースに配置されており、3時間使用できる。
BladeXベース
BladeXベースはスタンドとしても機能し、さまざまな接続ポート、スピーカー、およびバッテリーが収納されている。
接続は1系統のHDMI入力ポート、2系統のUSB-Cポート、2系統の通常のUSBポート、および3.5 mmのヘッドフォンジャックが用意されている。一つのUSB-Cポートは充電用で、もう一方はビデオ入力用となっている。 BladeXのタッチスクリーン機能はUSB-Cでのみ機能するため、古いMacや PCノートパソコンでは機能しない可能性がある。
HDMIあるいはUSB-C入力を使用することで、ノートパソコン、iPad、スマートフォン、ゲーム機、カメラなどさまざまなデバイスを接続できる。
BladeX / BladeX Proには、3本のUSB-C – USB-Cケーブル、4本のUSB-C – USBケーブル、および2本のHDMI – HDMIケーブルが付属している。
価格と出荷時期
BladeXは209ドル、BladeX Proは309ドルとなっている。出荷予定は2019年11月。
Odake BladeXキャンペーンはすでに全額出資されており、8月7日に終了する。なお、これはOdakeによる最初のIndiegogoキャンペーン。製品は既に機能しているが、Indiegogoはショップではなくクラウドファンディングなので、プロジェクトをバックアップするときには常に一定のリスクがある。