オリンパスは同社のマイクロフォーサーズマウントレンズM.Zuiko 17mmと45mmを発売する。先に発売されているF1.2 PRO 25mmに追加される。
オリンパスはF1.2 PRO25mmに、2本の新しいマイクロフォーサーズレンズを追加した。 マイクロフォーサーズシステムはセンサーが小さいため、低照度性能を向上させ、被写界深度の浅い撮影ができるレンズは有用だ。プロのマイクロフォーサーズユーザーにもお勧めできるレンズだ。
M.Zuiko ED 17MM F1.2 PRO
マイクロフォーサーズシステムは2倍のクロップファクターがあり、広角でオールラウンドのレンズを見つけるのが難しい。フルフレーム換算で34mmのこのレンズは、ウォークアラウンドレンズとして理想的な選択肢で、風景からストリート写真まであらゆる撮影に適している。
M.Zuiko ED 17MM F1.2 PROは、長さ10cmに満たないコンパクトなボディに、防滴、防塵、-10℃までの耐寒性能を持つオールメタル構造となっている。
レンズ本体には、各種機能が装備されており、ファンクションボタンを使用すると、フォーカスピーキング、AF OFF、拡大などのカメラコントロールができる。さらに、フォーカス位置をプリセットすることができ、AF中でも瞬時にその位置に戻ることができる。
光学設計は11群15枚構成で、Zコーティングナノを使用することにより、ゴーストやフレアを大幅に低減している。レンズは、アマゾンで2018年1月31日に142,560円で発売予定。
M.Zuiko ED 45mm f1.2 PRO
このレンズの45mmの焦点距離はフルフレーム換算で約90mmに相当し、望遠領域に入る。背景をぼかしたポートレート用のレンズとして最適だろう。
1枚の可動レンズによるオートフォーカス機構が搭載されており、非常に高速なオートフォーカス性能を約束する。
17mmと同様メタルボディで、同様の機能やリング回転の重さを持つが、長さは85mmと多少短くなっている。いずれのレンズもコンパクトで、機動性に優れている。
M.Zuiko ED 45mm f1.2 PROは2017年11月24日の発売予定で、価格は128,300円となっている。