OWCはポケットサイズのUSB-CバスパワーSSD 、Envoy Pro Elektronを発表した。防塵と堅牢性に優れ、最大1011MB / sの実質速度を提供する。 容量は、240GB、480GB、1TB、および2TBを選択できる。
近年、USB-CバスパワーSSDは、さまざまな理由から、映像制作に使われつつある。メモリカードよりも手頃な価格(GBあたり価格)で、USB-Cポートを介してこれらのSSDに直接記録できるカメラが増えており、これによりSSDから直接編集を行うことができる。
OWCは、データストレージの各種製品を発売しており、今回新しいポケットサイズのUSB-CSSD、Envoy Pro Elektronを発表した。同社は、このSSDは世界で最も速く、堅牢性に優れた小型のSSDと述べている。
Envoy Pro Elektron SSDの概要
このSSDの主な特徴の1つは、その速度だ。 OWCは、Envoy Pro Elektron SSDが、高度なNVMeテクノロジー OWC Aura SSDにより、最大1011MB / sの実質速度を提供すると語っている。
Envoy Pro Elektronの筐体は、航空機グレードのアルミニウム製で、これは放熱にも貢献している。 IP67規格にも準拠しており、ドライブは耐破砕性、防塵性、防水性を備えている。またドライブの本体にはUSB-Cポートの他に、ステータスLEDもある。Envoy Pro Elektronには、USB-CケーブルとType-Aアダプターをが付属しており、MacやPC、iPadPro、Chromebookタブレットとプラグアンドプレイが可能。
速度比較
現在販売されているUSB-C SSDの中では、Envoy Pro Elektronは最もパフォーマンスの高いものの1つに属する。ただし、これは、B&Hが示している仕様であって、実際の比較テストの結果ではない。
他社のSSDでは、Samsung T5は、最大540MB /秒(読み取り)および515MB /秒(書き込み)の速度。 また、G-Technology SSDは最大560MB / s、Sandisk Extreme PortableSSDは最大550MB / s、Angelbird SSD2GOMK2は560MB / s(読み取り)および530MB / s(書き込み)となっている。 SamsungT7とWesternDigital My Passport SSDはどちらも、最大1050MB / sのシーケンシャル読み取り速度と最大1000MB / sのシーケンシャル書き込み速度としている。
価格と発売時期
Envoy Pro Elektronは、240 GB、480 GB、1.0 TB、2.0TBの容量が選択でき、出荷は2020年11月上旬と中旬に開始される予定。価格は99ドル(240GB)、149ドル(480GB)、199ドル(1TB)、369ドル(2TB)とされている。
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