パナソニックはAU-EVA1の無償ファームウェアアップデートをリリースした。低照度時のノイズリダクションの改善、対応レンズの追加、およびメニューの改善が実施されている。
今回のアップデートは、前回のファームウェアアップデートからわずか2か月後となる。このアップデートで、ノイズリダクションに“SMOOTH”モードが追加された。この機能により、より高いISO設定で撮影する際に、ノイズを低減することができる。
この機能は、すべてのISO設定と解像度で利用可能。パナソニックは、SMOOTHモードを適用すると、ISOが高い場合でも画像のノイズは少なくなり、良好な画質が得られるとしている。高ISOでの撮影にSMOOTHモードを適応することで、ポストプロダクションでの処理が軽減されるだろう。
さらに、ファームウェア2.5のアップデートにより、対応するEFレンズが追加された。
- キヤノン 24-105mm F/4IS II USM
- キヤノン EF-S 17-55mm F/2.8 ID USM
- タムロン SP 35mm F/1.8 DI VC USD
- タムロン SP 90mm F/2.8 DI Macro 1:1 VC USD
キヤノン24-105mm F/4 IS II USMレンズは、汎用性と価格面で最も一般的なレンズの一つだ。この対応レンズの拡大は、キヤノンからパナソニックEVA1に切り替えたユーザーにとって非常に有益だ。
「ワンプッシュオートフォーカス」は、キヤノンCNコンパクトシネサーボズームレンズでサポートされており、サーボハンドグリップのファンクションボタンをカメラの27個のユーザー設定ボタンのいずれかに再設定することができる。
その他、メニューも更新されている。
- FOCUS EXPANDモードのデフォルトの長さを“HOLD”から“10SEC”に変更。10秒で自動的に通常モードに戻る
- “COLOR SETTING”メニュー表示で、SCENE FILE名の表示が可能となった。
今回のファームウエアアップデートは、以前のファームウェア2.0のリリースからわずか数ヶ月しか経過していないが、このような迅速な対応は、ユーザーにとって非常に有益なことだ。
EVA1ファームウェア2.5のダウンロードはこちら。
フジヤエービックのショップサイト