パナソニックがLUMIX Sシリーズフルフレームカメラを発表 - LUMIX S1とS1R
ドイツのケルンで開催されているフォトキナ2018で、パナソニックがフルフレームカメラLUMIX Sシリーズのカメラとレンズを発表した。上のビデオは、そのプレスカンファレンスの様子だ。
更に、パナソニック、ライカ、シグマのコラボレーション(L-Mount)も発表された。こちらの記事もご覧いただきたい。
パナソニックLUMIX Sシリーズ – 2つのフルフレームミラーレスカメラ
パナソニックLUMIX Sシリーズには2台のカメラがラインアップされた。 Lumix S1RとLUMIX S1だ。どちらも4K 60pでの映像収録が可能だが、8ビットか10ビットかは不明。また、S1は画素数の少ないセンサーを持ち、特にビデオ撮影を想定しているようだ。
パナソニックのLUMIX S1RとS1の主な特長は次のとおり。
- フルフレーム47メガピクセルセンサー(Lumix S1R)
- フルフレーム24メガピクセルセンサー(Lumix S1)
- どちらのカメラも50p / 60pで4Kの記録が可能
- 新発表のLマウントを採用
- 新しいDual I.S手ブレ補正機能は、センサーとレンズに装備
- XQDとSDカード用のデュアルメモリカードスロット
- 3軸チルト可能なLCDスクリーン
3本の新しいLマウントレンズも同時発表
パナソニックLUMIX Sシリーズには、50mm F / 1.4、24-105mm、70-200mmの3種類のレンズが用意されている。 また、2020年までに10本のレンズがラインアップに加わると発表された。
パナソニック、ライカ、シグマのLマウントに関するコラボレーションにより、今後Sシリーズに多くのレンズが発売されることが予想される。
マイクロフォーサーズ用の世界で最も明るい固定F / 1.7広角ズームも発表
パナソニックはまた、マイクロフォーサーズマウントの新しいレンズを発表した。Leica DG Vario-Summilux 10-25mm F / 1.7だ。 同社は、「5本のプライムレンズを1本にしたようなレンズです。」と述べている。即ち、20mm、24mm、28mm、35mm、50mmの単焦点レンズを1本のレンズでカバーすることができる。
パナソニックは、革新を止め気配はない。2020年には8Kセンサー、レンズ、エンジンを世に出すとの発表もあった。
近くインタビュー記事をリリースするので、こちらも参照いただきたい。