パナソニックがHC-X1を発表した。1インチセンサーを搭載し、DCI(4096×2160)で4K映像を収録可能だ。UHDなら60pでの収録もできる。ニュースやドキュメンタリーに幅広く使えるだろう。
このカテゴリーでは、昔は1/3インチの3板ハンディーカメラが通常使われていたのだが、最近では単板のラージセンサーを使ったハンディカメラが多くなってきた。このスタイルのビデオカメラは、インディ映画の製作現場ではあまり使われていないのだが、ニュースなどでは、根強い人気がある。
https://www.youtube.com/watch?v=U4wPNbej8A8
以下にHC-X1の主な特徴を上げる。(順不同)
- 各種の解像度とフレームレートを選択できる世界仕様
- 4K/24p UHDで光学手振れ補正
- 5軸ハイブリッド手振れ補正がHD以下のモードで可能
- パソコンの画面を撮影時にシンクロスキャンが可能
- 4K DCI(4096×2160)/24.00p/100Mbpsで記録
- 4K UHD(3840×2160) /23.98/25/29.97/50/60p/150Mbpsで記録
- HD/23.98/25/29.97/50/60p /200Mbps. で記録
- FHDで120fpsの収録が可能
- FHDで2-60fpsでバリアブルフレームレート記録が可能
- AG-ROP iPad Appを使ってワイヤレスコントロール可能
- ズーム、フォーカス、アイリスの独立した3リング
- 25-480mmの20倍ズームレンズ
- レンズF値は8-F4.5
- 1/4, 1/16, 1/64のNDフィルター内蔵
- IRフィルター(ON/OFF)
- MOV, MP4およびAVCHDフォーマットで記録
- HDMI から4K (UHD) 出力可能
- 2 x XLR入力
- Cinelike V とD を含む8種のガンマカーブ
なお、この記事投稿時点では海外での発表のみで、国内の発表はされていない。欧州での発売予定は12月となっている。
欧州のサイトへはこちら。
また、価格は米国で$3,199.99とされている。