パナソニック LEICA 9mm F1.7 MFT レンズ レビュー
パナソニックLEICA DG Summilux 9mm F1.7マイクロフォーサーズレンズが発表され、実際にドキュメンタリーを制作してレビューを行ったのでレポートする。
幸いなことに私は、コンピュータに向かっている時間もあれば、外に出て魅力的な人々を撮影することもできる。今回のドキュメンタリーは、私が1週間で走る距離を、彼は1回で(約50km)走るスポーツマンを追った。そのスポーツ活動については、こちらをご覧いただきたい。
パナソニック LEICA 9mm レンズ
この新しいパナソニックレンズは価格が一つのポイントだ。 パナソニックとライカはいろいろな意味で素晴らしい仕事をし他と言える。
- フレームの中心が完全に歪みのない状態に保たれているのは、高く評価される。解像度チャートを見るとそれが実証できる。上のアニメーションGIFをクリックすると、真ん中の円がいかに完璧であるかがわかるだろう。実際に撮影するときに、顔が歪まないというのは大きなメリットだ。
もっと近い距離(10cm)で同じことをしてみたが、やはり円は完璧だった。
- その他、このレンズは開放でも非常にシャープだ。(ここではF1.7)。もしかしたら、デジタルっぽくない感じを出すために、フィルターを使うことをお勧めするくらいかもしれない。
- 外側の垂直線が比較的保たれているが分かる。
- また、フォーカスブリージングがほぼゼロなのも評価できる。
- ハーフマクロで、最短撮影距離が1cm未満。
- ボケは “オニオンリング効果 “がなく、とても綺麗で統一感がある
- 色収差がよく抑えられている
- このレンズはとてもコンパクトで、重さも130gと軽量
- 前面の55mmレンズスレッドにフィルターを装着できる
- マイクロフォーサーズセンサーでF1.7と明るいので、暗い場所でも撮影しやすい
撮影現場にて
上記のビデオは、パナソニックLUMIX GH6で撮影した。設定としては、5.7K 25p、「通常」ショットにはProRes Recording、スローモーションショットにはMOV 5.7K 60pを使用した。バリアブルフレームレートモードで撮影している間は、オートフォーカスができないことに注意いただきたい。そのため、録画ボタンを押す前にAFを設定する必要があるが、これはもちろんスポーツを撮影する際には理想的ではない。
それ以外は、このレンズは純粋に使う喜びを与えてくれるものだった。LUMIX GHシリーズのカメラと組み合わせれば、屋外での撮影に最適なコンパクトなセットになる。
このレンズがオリンパスのカメラやDJI Zenmuseでどのように機能するかは、今回機会がなかった。
まとめ
撮影スタイルにもよるが、499ドルのこのレンズは、少なくとも私自身にとっては良い選択肢だったと思う。前述のように、このレンズは非常によく作られており、素晴らしい光学性能を持ち、価格も高くなく、使用する喜びを与えてくれるものだ。