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パナソニックがLEICA DG VARIO-ELMARIT 12-35mm F/2.8 ASPH. POWER O.I.S.を発表

パナソニックがLEICA DG VARIO-ELMARIT 12-35mm F/2.8 ASPH. POWER O.I.S.を発表

パナソニックは、マイクロフォーサーズ用ズームレンズ「12-35mm F/2.8 II ASPH.」の新バージョン「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-35mm F/2.8 ASPH.POWER」を発表した。最短撮影距離を15cmに近づけ、レンズ設計を見直し、ブリージングを抑制する機構を搭載している。メーカー希望小売価格 は115,500円(税込)。

パナソニックは2017年に「LUMIX GX VARIO 12-35mm F/2.8 II ASPH POWER O.I.S.」を発売した。この24-70mmフルサイズ相当の万能ズームレンズは、私がかつてマイクロフォーサーズカメラで撮影していたときの愛用レンズだった。手軽なズーム域、比較的明るいF2.8の開放値、小型軽量なフォルム、堅牢な作り、そして手ブレ補正など充実した機能を備えていた。

先日レビューしたLEICA 9mm F1.7 MFTに続き、パナソニックは再びLEICAと提携し、この人気の標準ズームレンズの新バージョン、Panasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-35mm F/2.8 ASPH.POWER O.I.S.を発売した。

Image credit: Panasonic

特徴

今回のリニューアルでは、「12-35mm F/2.8 II ASPH. POWER O.I.S.は、先代との共通点が多く、以下のような特徴がある。

  • 開放F値2.8固定
  • 手ブレ補正機構O.I.S.搭載
  • 306gの小型・軽量設計
  • 防塵・防滴、-10℃までの耐凍結性能
  • フライ・バイ・ワイヤ・フォーカシングシステム
Image credit: Panasonic

では、何が新しくなったのだろうか?新機能のほとんどは内側にあるため、外観からの変更はあまり分からない。しかし、内側にはフォーカスブリージングを抑制する新しい機構があり、これは映像制作者に有用なものだ。もう一つの素晴らしい追加機能は、録画中に滑らかな露出変化を実現する新しいマイクロステップ絞り制御だ。

Image credit: Panasonic

レンズデザイン

この新しい12-35mm F/2.8 ASPH.のレンズデザインは、「POWER O.I.S.」と呼ばれており、非球面レンズ4枚、U.E.D.(超低分散)レンズ1枚、U.H.R.(超高屈折率)レンズ1枚を含む、9群14枚構成となっている。

また、パナソニックのナノサーフェスコーティングを採用し、反射を抑え、新しい遮光部材と連動して、ゴーストやフレアを最小限に抑えている。

絞り羽根は丸みを帯びた7枚で、滑らかで自然なボケ味を実現する。さらに、前面フィルターネジは58mmと従来通り。最後に、最短撮影距離は12-17mmの焦点距離で15cmと短くなった。

Image credit: Panasonic

価格と発売時期

パナソニックの「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-35mm F/2.8 ASPH. POWER O.I.S.は2023年2月中旬発売予定、メーカー希望小売価格 115,500円となっている。

詳しくは、こちらのパナソニックのホームページをご覧ください。

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