パナソニックがUMIX H6の開発を発表した。2021年後半に発売される予定。MFTイメージセンサーとイメージプロセッサーを使用して、最大5.7K/60pまたは4K/120p 10ビットビデオを内部で記録できる。
昨日のオンラインイベントで、パナソニックは複数のニュースを発表した。LUMIX GH5 M2カメラ、LUMIX Gシリーズカメラのファームウェアアップデート(GH5S、G9、G100)、そしてLUMIX GH6開発の発表だ。この記事ではLUMIX GH6開発に焦点を当てる。
LUMIX GH6開発の発表
LUMIX GH5の発表は、2016年9月のフォトキナで行われた。2018年1月にはGH5S、昨年はBGH1が発売され、現在はGH5 M2が発売された。しかし、真に新世代のLUMIXGHカメラは来たるGH6だ。
パナソニックによると、LUMIX GH6には新しい高速マイクロフォーサーズセンサーとヴィーナスエンジン画像プロセッサが搭載される予定。これにより、次のビデオモードを内部で記録できる。
- DCI 4K(4096×2160)60p 10ビット 4:2:2(認定された動作温度で使用した場合、時間制限なし)
- 4K 120p 10ビット高フレームレート(HFR)および可変フレームレート(VFR)
- 5.7K 60p10ビット
パナソニックによると、GH6はさまざまな記録モードと撮影アシスト機能にも対応する。このカメラは、写真とビデオのハイブリッド使用向けに設計されている。現時点では、正確なセンサー解像度や、IBISがあるかどうかについての情報はないが、発表された5.7Kビデオモードから、センサーは少なくとも24メガピクセル(5700 x 4275ピクセル、センサーが4:3であると仮定)であると計算できる。
新Leica DG 25-50mm f/1.7 MFTレンズ
GH6に加えて、新しいMFTレンズ、ライカDG 25-50mm f /1.7も発表された。これは、既存のライカDG 10-25mm f / 1.7ズームレンズ(H-X1025)と50-100mm(各フルフレーム相当)を補完する。パナソニックによると、両方のレンズは同じような形状になり、レンズ交換を容易にする。
価格と発売時期
今回は開発発表なので、価格についての情報は無い。カメラは今年リリースされる予定。
またライカDG25-50mm f / 1.7レンズに関しても、価格や発売時期に関する情報はまだない。