パナソニックはLUMIX GH6ファームウェアバージョン2.0をリリースした。新しいファームウェアは、 Atomos Ninja V および Ninja V+と接続し、最大 DCI 4K 120fps または 5.7K 60fps の外部 12-bit ProRes RAW を記録する。さらに、ProRes 422および422 HQは、最大60fpsのDCI 4KおよびFullHDで記録できる。
パナソニックの新しいマイクロフォーサーズフラッグシップミラーレスカメラLUMIX GH6は、2022年2月に発表された。以下はGH6の記事。
パナソニックのこれまでのカメラと同様に、GH6もファームウェアアップデートが予定されている。バージョン2.0へのメジャーなファームウェアアップデートは、およそ1ヶ月前に発表され、パナソニックのウェブサイトから無料でダウンロードできるようになった。
LUMIX GH6ファームウェアv2.0
まず、新ファームウェアは、 Atomos Ninja VまたはNinja V+で12ビットProRes RAWを外部録画する。GH6は、HDMIポートからRAWビデオ信号を出力し、以下の記録モードが利用可能。
センサーエリア マイクロフォーサーズアナモフィック(4:3)
- 5.8K (5760×4320) at 23.98, 25, 29.97fps
- 4.4K (4352 x 3264) at 50, 59.94fps
センサーエリア マイクロフォーサーズ(17:9)
- 5.7K (5728×3204) 23.98、25、29.97、50、59.94fps時
- C4K (4096×2160) 23.98, 25, 29.97, 50, 59.94, 100, 119.88fps – ピクセル間サンプリング使用時
Atomos Ninja V+は、これらすべての録画モードに対応する。旧Ninja Vは、5.8Kアナモフィックと5.7K 17:9 最大29.97fps、C4K 17:9 最大59.94fpsに制限されている。
DCI 4KとFullHDの内部ProResを搭載
ファームウェアv2.0を搭載したGH6は、すでに搭載されている5.7K ProRes内部記録に加え、DCI 4K(4096×2160)およびFullHD(1920×1080)フォーマットでもProRes記録できるようになった。どちらの解像度でも、ユーザーは2種類のProResモード(422または422 HQ)を選択でき、フレームレートは23.98、24、25、29.97、50、59.94fpsのいずれかを選択できる。最大ビットレートは、59.94fpsのC4Kで1.9Gbps、59.94fpsのFullHDで454Mbpsとなる。
録画時間に制限がないのも良い点だ。なお、内蔵の4K DCI ProRes記録には、CFexpress Type Bのメディアが必要となる。
価格と発売時期
上で述べたように、新しいファームウェアアップデートv2.0は今すぐ無料で、パナソニックのウェブサイトからダウンロードできる。カメラ本体は、現在フジヤエービックで263,340円で購入できる。