パナソニックは、LUMIX GH6のバージョン3.0のファームウェアアップデートをリリースし、いくつかの機能を追加したが、最も重要なのは、オプションのDMW-SFU3Aソフトウェアキーに対応し、ARRI LogC3ピクチャープロファイルを追加したことだ。
パナソニックLUMIX GH6は2022年2月に発売された。発売当初、有名なLUMIX GH5のマイクロフォーサーズ後継機には、内部で5.7K30P ProRes 422HQ、H.265で5.7K60Pの映像をキャプチャする機能、フルサイズのHDMIポート、アクティブ冷却ファンによる無制限録画など、多くの特長があった。
数年にわたり、パナソニックはLUMIX GH6用に複数のファームウェアアップデートをリリースし、ProRes RAW外部記録機能、USB経由のSSD直接記録、BRAW外部記録と4K 120P、そして最近ではDJI RS3 Proジンバルと併用した場合のLiDARベースのオートフォーカス機能を追加した。
数週間前のLUMIX GH7の発表で、パナソニックは内蔵ProRes RAW記録機能、32ビットフロート音声記録、その他多くの機能を追加し、映画制作コミュニティを再び驚かせた。パナソニックとARRIのパートナーシップにより、LUMIX GH7にARRI LogC3ピクチャープロファイルが追加された。パナソニックはLUMIX GH6ユーザーを忘れておらず、ARRI LogC3ピクチャープロファイルも登場する。
LUMIX GH6 – ARRI LogC3対応
パナソニックは、LUMIX GH6用の無償ファームウェアアップデート、バージョン3.0をリリースした。このアップデートにより、DMW-XLR2マイクアダプター（32ビットフロート録音機能なし）のサポートと、パナソニックによると “動作の安定性の向上 “が追加される。
このファームウェアアップデートで最も重要な追加機能は、オプションのDMW-SFU3Aソフトウェアキーを入力できる「アクティベーション」機能だ。このオプションのソフトウェアキーを購入すると、ARRI LogC3ピクチャープロファイルが “フォトスタイル “に追加される。
LUMIX GH7と同様に、LUMIX GH6用のARRI LogC3カーブもARRIによって認証されている。LUMIX GH7とLUMIX GH6の唯一の違いは、最新では「リアルタイムLUT」機能がサポートされていないため使用できないことだ。
価格と発売時期
パナソニックLUMIX GH6ファームウェアアップデートバージョン3.0は現在無料でダウンロードできる。オプションのDMW-SFU3Aソフトウェアキーは199.99ドル（日本ではオープン価格）で予約可能で、まもなく入手できるはずだ。
