パナソニックが新しいLUMIX GHシリーズを25日に発表
パナソニックは、5月26日水曜日に、LUMIX GHシリーズの新しいマイクロフォーサーズカメラに関する発表を行う。
なおパナソニックは複数形を使用しているのも注意いただきたい。パナソニックは、LUMIX SフルフレームシリーズとLUMIX GH MFTシリーズの両方を共存させる。
海外のサイトでは、ライブイベントは2021年5月25日火曜日の東部標準時午前10時(中央ヨーロッパ夏時間午後4時、太平洋標準時午前7時)とされているが日本のサイトでは時間表記はされていない。
LUMIX GHシリーズ
LUMIXカメラのGHシリーズは、映像クリエーターを対象とした、マイクロフォーサーズ(MFT)イメージセンサーを備えたパナソニックのカメラのトップラインだった。LUMIX GH5は2016年のフォトキナで発表され、すでにほぼ5年になる。 2017年にリリースされたGH5は、内部4K/60pビデオ、10ビット4:2:2モード、優れたIBIS、および映像クリエーター向けのアシスト機能を備えた、映像クリエーターにとって最も人気のあるミラーレスカメラの1つになった。何年にもわたって、パナソニックはAll-I録画モードなどの便利なファームウェアアップデートでカメラを何度もアップグレードしてきた。
最新のLUMIX GHカメラはGH5Sだ。 2018年1月に発表されたこのカメラは、低解像度のデュアルネイティブISOセンサー(低照度性能を向上させるため)を備え、IBISは搭載しないものの、さらに映像クリエーター向けのモデルとしてGH5と共存する。 GH5Sのハンズオンおよびレビュー記事も参照いただきたい。
2020年11月には、LUMIX BGH1を発表した。これはGH5Sと同様のスペックを備えたボックススタイルのカメラだが、SDI出力などの機能が追加されている。詳細については、こちら。
新しいGHシリーズカメラ
パナソニックが2018年にLマウントアライアンスに参加し、LUMIX Sを搭載したフルフレームカメラの新シリーズを発表すると、パナソニックのマイクロフォーサーズは終了するという推測がされた。同社は新しいMFTカメラの開発を続けると繰り返し述べたが、GH5S後は新製品が無かった。
LUMIX GH5とマイクロフォーサーズレンズが存続し、新しいGHシリーズカメラが登場することは喜ばしいことだ。
従来のマイクロフォーサーズミラーレスカメラやレンズのGシリーズラインナップと性能をさらに高め、MFTならではの強みを重んじるクリエーターの絶え間ない要望に応えるとパナソニックも述べている。
MFTの強力な利点は、小型化できるサイズだ。これは、カメラ本体だけではなく、MFTレンズも含まれる。これは、たとえば、超望遠が必要になる野生動物やスポーツの撮影に特に役立つ。