LUMIX S1Hの発売に加え、パナソニックは、新しいLマウントズームレンズLUMIX S PRO 24-70mm F / 2.8(S-E2470)を発表した。(LUMIX S1Hの記事はこちら) また、マイクロフォーサーズのプライムレンズ、LEICA DG SUMMILUX 25mm F/1.4 II ASPH (H-XA025)もリリースした。
LUMIX S PRO 24-70mm F/2.8
LUMIX S PRO 24-70mm F / 2.8(S-E2470)は、Lマウントラインを拡大する新しいズームレンズだ。LUMIX S1 / S1R / S1Hのフルフレームセンサーに対応する。
24-70mmズームレンズは、最も汎用性の高いレンズの1となる。F / 2.8固定F値により、ドキュメンタリー、風景、ポートレートなど、あらゆる撮影に最適なレンズだ。
レンズ構成は、色収差の低減に貢献するの3枚の非球面レンズと4枚のED(超低分散)レンズを含む16群18枚。さらに、UHR(超高屈折率)レンズは、画像の中心から端まで均一な画像を実現する。絞りは11枚の円形ブレードで構成されている。
リニアモーターとステッピングモーターを組み合わせ、フォーカス速度と精度を最適化するダブルフォーカスシステムを採用。フォーカスクラッチメカニズムにより手動フォーカスにも対応する。物理的なスイッチではなく、このタイプのフォーカスクラッチメカニズムのほうが使いやすいかもしれない。AFからMFに切り替える方が速く、直感的に操作できる。
また、LUMIX S PRO 24-70mm F / 2.8には動画撮影に対応して、ブリージングを抑制する効果もある。
このレンズは防塵、防滴処理が施されており、更にLUMIX S1H同様、-10℃までの耐寒性能を持つ。フロントフィルター径は82mmで、総重量は935 グラム。
LEICA DG SUMMILUX 25mm F/1.4 II ASPH
LEICA DG SUMMILUX 25mm F / 1.4 II ASPH(H-XA025)は、数年前に導入された25mm F / 1.4の後継となる。この25mmプライムレンズは35mm 換算で50mmに相当し、F / 1.4と明るいレンズだ。
このレンズは、7群9枚で構成され、2枚の非球面レンズと1枚のUHR(超高屈折率)インデックスレンズにより、隅から隅まで画像の鮮明さと均一性を実現している。パナソニックナノ表面コーティングも施されており、ゴーストとレンズフレアを最小限に抑えている。絞りは、7枚のブレードで構成されている。
このレンズも防滴、防塵処理されており、内部にはフォーカス駆動システムとステッピングモーターが組み込まれている。スムーズに、静かに、そして非常に高速にフォーカシングできる。フロントフィルター径は46mmで、重量はわずか205グラムだ。
価格と発売時期
LUMIX S PRO 24-70mm F / 2.8ズームレンズは、275,000円 (税別)で9月末に発売予定。パナソニックは、2020年までに「LUMIX S PRO」レンズを10本以上開発し、Sシリーズのレンズラインアップをさらに拡大するとしている。
LEICA DG SUMMILUX 25mm F/1.4 II ASPHプライムレンズは、75,000円(税別)で10月末までに発売される予定。
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