PolarProが可変NDフィルターを備えた新しい超軽量マットボックス、BaseCampを発表した。すべてのコンポーネントが使用されているときでも重量は438グラムで、最小セットアップなら298グラムと軽量。15mmのロッドに固定するか、あるいはアダプターリングを介してレンズに直接固定できる。インストールはツール不要。 BaseCampマットボックスは現在入手可能となっている。
PolarProは、主に高品質のフィルターで知られるカメラアクセサリーメーカーで、多くの映画製作者がミラーレスやDSLRに同社の可変NDフィルターを使用している。今回発表されたPolarPro BaseCampは、可変NDフィルター機能を備えた超軽量マットボックスだ。
PolarPro BaseCamp可変NDマットボックス
PolarPro BaseCampは、超軽量構造を特長としている。総重量は、すべてのコンポーネントが使用されている場合でもわずか438グラムで、最小セットでは298グラムと超軽量だ。マットボックスは、さまざまな使用状況に応じてカスタマイズできる。フラグとフードは取り外し可能で、軽量であるため空撮にも適している。
本体はアルミニウム、カーボンファイバーおよび航空宇宙用ポリマーで構成されている。インストールするのにツールは不要で、15mmロッドに固定して、またはアダプターリングを介してレンズに直接固定できる。 PolarProでは、77mmから始まるさまざまなサイズのリングを用意している。
可変NDシステム
可変ND機能は、円偏光(CPL)フィルターと固定正方形NDフィルターを組み合わせて構成されている。CPLフィルターを回転させてNDの濃度を調整できる。 CPLフィルターは、マットボックスの上部にある開口部から回転できる。
すべてのフィルターはPolarProによってカスタムメイドされているため、他の標準サイズ(4 x 5.65など)の正方形フィルターを挿入することはできない。 PolarProは、可変NDの2つの強さ、2-5と6-9を提供している。正方形NDフィルターの上部には小さなグリップが付いたアルミニウムフレームがあり、マットボックスへの着脱と確実なロックができる。
価格と発売時期
PolarPro BaseCampは現在入手可能で、完全なVNDキットの価格は699ドル。コアユニットは299ドルで販売される。各スクエアNDフィルターの価格は199ドル、CPLフィルターは149ドル、レールキットは120ドル、スレッドプレートとライトフライはそれぞれ40ドルとなっている。
Cinema5Dでは、近くレビュー記事をリリースする予定だ。