フィールドモニターのメーカーPortKeysは、同社のBM5フィールドモニター用の新しいBluetoothモジュールを発表した。このアクセサリーはBM5の背面に直接取り付け、ブラックマジックデザインのBMPCC 4K / 6Kカメラをワイヤレスでコントトールする。
BM5とBM5 IIモニター
今年の初め、PortKeysはカメラを制御できるBM5フィールドモニターをリリースした。 PortKeysのBM5は5インチの1080P WLEDタッチスクリーンディスプレイで、HDMIとSDI入力、およびクロスコンバージョン機能を持つSDI出力を備えている。ソニーの NP-Fスタイルバッテリーで電源供給し、BM5の電源出力からダミーバッテリーを介してカメラに給電できる。また、モニターのLemoポートを使用し、外部バッテリーから電源を供給することもできる。
BM5の最大輝度は2000nit(最新のBM5 IIモニターは2200nit)で、太陽光下でも視認性が良い。筐体はアルミニウム製で、重量は350グラム。
モニター機能は非常に多才で、3D LUTモニター、波形/偽色/ゼブラ、ピーキングとズーム、HDRサポート、フレーミングガイド/グリッド/アスペクトなどのモニタリングが可能。
BM5の利点は、499ドルという低価格もそうだが、モニターの背面にある制御ポートにある。モニターをカメラに接続すると、REC Start/Stop、ISOの変更、フォーカスなど、さまざまな機能をコントロールできる。ZCam E2をはじめ、ソニー、キヤノン、パナソニックのカメラと互換性がある。そして今回PortKeysは、BM5にBluetoothモジュールを導入した。
BM5モニター用PortKeys Bluetoothモジュール
PortKeys の新しいBM5 / BM5 II用Bluetoothモジュールは、モニターの背面に直接取り付けることができ、BM5のスクリーンからワイヤレスでBMPCC 4K / 6Kを制御できるようになる。 コントロールできる機能は下のリストの通り。
またPortKeys Bluetoothモジュールは、ソニーα7II /α7III /α7RIV /α9カメラや、Tilta Nucleus-N / Mのフォローフォーカスにも対応している。残念ながらこれらの機能にアクセスするには、モニターとカメラをケーブルで接続する必要がある。
価格と発売時期
BM5用のPortKeys Bluetoothモジュールは、119ドルで、PortKeysのWebサイトで直接予約できる。 11月30日から出荷される予定。
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