CyberLinkは、macOS用のビデオ編集ソフトウェアPowerDirector365を発売した。キーフレーム、マスク、ブレンディング、タイトルデザイナーなどの便利な機能を提供する。同時に使いやすくもなった。このアプリはサブスクリプションベースで、このプランでは、効果音、アニメーションタイトル、トランジション、BGM、LUTなどのすべてのCyberLinksデザインパックに無制限にアクセスできる。
CyberLinkは1996年に設立された台湾のソフトウェア会社で、Windows PCとモバイルプラットフォームに対応するマルチメディアアプリを長年にわたってリリースしてきた。今回同社は、macOSを搭載したAppleコンピューター用のPowerDirector365をリリースした。以下はその機能。
macOS対応PowerDirector 365
PowerDirector365は同社の主力ビデオ編集ソフトウェアだ。従来まで、このアプリはWindowsと、AndroidおよびiOSモバイルデバイスでのみ利用可能だった。今回macOS対応のPowerDirector365がリリースされた。
PowerDirectorは、ビデオ編集ツール、組み込みエフェクト、およびキーフレーム、マスク、ブレンディング、タイトルデザイナーなど多くの便利なツールを搭載している。同時に、このアプリは簡単に学習できるユーザーフレンドリーなインターフェイスを持つ。したがって、初心者や、それほど頻繁に編集しないユーザーにも適している。
名前が示すように、このソフトウェアは365サブスクリプションとして提供され、効果音、アニメーションタイトル、トランジション、BGM、LUT、および芸術的なテンプレートのすべてのCyberLinkデザインパックへの無制限のアクセスが可能だ。サブスクリプションにより、毎月新しいデザインパックが提供される。
PowerDirectorは、以下のPrecision DesignToolsを提供している。
- ビデオコラージュデザイナー
- PiPデザイナー
- タイトルデザイナー
- 字幕ルーム
- クロップ、ズーム、パンツール
- ブレンドモード
- マスクデザイナー
- エフェクトルーム
- 速度制御
- キーフレーム設定
- トランジションルーム
ユーザーは、次のようなビデオ編集機能を利用することもできる。
- ビデオプリカット
- マルチサンプルクロマキー
- 画像シーケンス生成
- 歪み補正(レンズ、色)
- 4Kビデオ編集プレビュー
- オーディオスクラビング
- ライブラリプレビュー
- 特大サムネイルプレビュー
- タイムラインの逆順序
- ライブラリとタイムラインのドッキングを解除
価格と発売時期
前述したように、PowerDirector365はサブスクリプションベースのソフトウェアで、2,980円の月額プラン、または12か月間8,480円の年額プランが選択できる。
さらに、CyberLinkではホリデーセールを実施している。PowerDirector365の年間プランは2020年12月9日まで6,200円で利用できる。