AdobeはPremiere Pro 22.4アップデートをリリースした。多くの有用なアップデートが満載されている。
AdobeのPremiere Proの最新バージョンには、7つの主要なアップデートがある。使用目的によって、これらのアップデートの評価は変わるが、全体的に見れば、素晴らしい内容だ。
- 透明度のあるGIFの書き出し
- タイトルやグラフィックでのオブジェクトの分散
- macOSでの10ビット4:2:0 HEVCのエクスポートが10倍速くなった
- AMDでの10ビット4:2:0 HEVCのエクスポートが10倍速くなった
- QuickTimeスクリーンレコーディング再生の改善
- スマートレンダリングの改善
- HDRプロキシ
各ポイントの詳細については、上記のいずれかをクリックすることで確認できるが、今回は、Premiere Proを日常的に使用するユーザーにとって最もインパクトがあると思われる3つのポイントに焦点を当てて説明したい。
透明度のあるGIFの書き出し
これはとても有用な機能で、Premiere Proのアプリケーションから直接書き出すことができ、プログラムを切り替える必要がない。
アドビは次のように述べている。
Premiere Pro 22.4アップデートでは、GIFの書き出し時に透明度をサポートし、短いソーシャルメディアコンテンツのための柔軟性を高めています。
Adobe Premiere Pro Feature Summary May 2022
そして、私も同意見だ。コンテンツを作っている人は誰でも、その一部を動くGIFにして、それを何かの上に重ねることができる。最終的には、短時間でより多くのクリエイティブな映像を創ることができる。
10ビット4:2:0 HEVCの書き出しが10倍高速化
以下のグラフは、さまざまな長さのコンテンツで、今回のソフトウェアアップデートによるレンダリング時間の前後を示したもの。
タイトルとグラフィックのオブジェクトを分散させる
これはハイライトするのが奇妙に思えるかもしれないが、これは基本的に、Premiere Proでグラフィックやタイトルを作成する際に大いに役立つ小さなデザインツールだ。もちろん、アプリケーション内でグラフィック作業をしないのであれば、この機能は日々の作業に影響を与えないが、グラフィック作業をする人にとっては、1年の間に何日もかかる手間を省くことができるかもしれない。
WWDD。ディグビーならどうする?
Premiere Proのアップデートは行う価値があるが、合わせてバグの改善も期待したい。
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