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PWRBOARDがカメラギアの充電ステーションを発表

PWRBOARDがカメラギアの充電ステーションを発表

CES 2022で、PWRBOARDという新しい会社が最初の製品を発表した。コンテンツクリエイターのための興味深いモジュール式バッテリーチャージャーだ。このボードは、私たちが抱えている問題を解決してくれる。複数の種類のバッテリーを同時に同じ場所で充電でき、異なるブランドの多数の充電器によって生じるケーブルの混乱や電源の問題に対処する必要がない。

ラスベガスの有名な技術革新の見本市CESは、1年間の「バーチャルな発表」の後、今年は現地で再開された。このイベントは、小さな会社やスタートアップ企業の新しい製品やコンセプトを発見できる素晴らしいイベントでもある。

アメリカのPWRBOARD社は、コンテンツ制作者の仕事をサポートする、カメラ用バッテリー充電器の新しい形を提案した最初の製品、その名もPWRBOARDを発表した。

Image credit: PWRBOARD

従来の問題点

今回レビューしたSWIT LC-D421のように、多機能で多チャンネルのカメラ用バッテリーチャージャーは目新しいものではない。しかし、これらの充電器の欠点は、サイズの制限により、ドローンやアクションカメラ、あるいは通常の単3/単4電池を充電することができないことだ。つまり、通常購入した機器に付属しているこれらの特定のバッテリーのために、すべて別々の充電器が必要となる。

もしあなたが私のように、充電器を探すのにうんざりしているなら、おそらく自宅やオフィスの机の上に小さな「バッテリー管理ステーション」を設置していることだろう。そして、撮影から戻ったら、すべての電池を専用の充電器で充電し、次の撮影に備えることができる。

Image credit: Tom Barnes – DIY Photography

もっとプロっぽく、電源ケーブルがあちこちにないものがいいという場合は、DIY PhotographyのTom Barnes氏が、見た目もよく、整然とした充電ステーションを作るチュートリアルを作ってくれた。しかし、自分で作るのは気が進まないという向きは、アメリカのスタートアップPWRBARDが、このコンセプトをさらに一歩推し進めた充電ステーションを作った。

Image credit: PWRBOARD

PWRBOARDの特徴

PWRBOARDは、16,5″/23×35cmと23″/33×50cmの2つの標準的なサイズが用意されるベースから構成されている。また、それでも小さすぎるという場合は、カスタムベースを製作することも可能だ。

Image credit: PWRBOARD

ベースはIECケーブルで壁コンセントに接続する。ボードの右側には、追加の機材を充電するためのUSB-CとUSB-Aのポートもいくつか内蔵されている。

そして、独自のカスタムクイック着脱式ファスナーを使って、バッテリーモジュールをボードに取り付ける。基盤に空きスペースがあれば、1枚のボードにいくつでもモジュールを載せることができそうだ。

Image credit: PWRBOARD

各モジュールには、専用の充電インジケータが搭載されている。同社によると、発売時には人気の高いデジタル一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ、アクションカメラ、ドローン、周辺機器向けに30以上のモジュールが用意される予定だ。いくつか挙げると、キヤノンLP-E6、ソニーNP-FZ100、ソニーNP-F、ニコンEN-EL、パナソニックDMW-BL、Vマウントバッテリーなどのモジュールが用意される。

さらに、同社のオープンソースモジュール開発キットをダウンロードすれば、カスタムモジュールを作ることも可能だ。

You can hang it on a wall nice and clean. Image credit: PWRBOARD

価格と発売時期

現時点では、「PWRBOARD」の価格や発売時期についての情報はない。今年末にKickstarterでクラウドファンディングを開始する予定。

詳しくは、こちらのPWRBOARDのホームページをご覧いただきたい。

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