ノルウェーのQuine社は最近、自動化とトランスコード機能を持つ高速で無料のメディア管理ツールをリリースした: QuineCopyだ。この小さなアプリはWindowsとMacの両方で利用可能で、整理整頓しながら映像を安全にバックアップすることができる。
メディア管理と、長い撮影日の終わりに映像を安全にバックアップすることに関しては、信頼できる機材と適切なソフトウェアを用意することがどれほど重要か、いくら強調してもしきれない。実際、撮影が終わっても、メディアと映像は最も重要な資産であり続ける。
もちろん、メディアバックアップソリューションは新しいものではないし、先日お伝えしたHedge/Offshoot社のソリューションもすでに存在している。Quineという新しいプレーヤーは、安全性や転送速度に妥協することなく、QuineCopyソリューションが完全に無料であるという、1つの大きな主張を持ってこの市場に参加している。
QuineCopy – 特徴
QuineCopyはMacとWindowsに対応したソフトウェアで、使いやすく、可能な限りわかりやすく設計されている。QuineCopyの中核には、同社が2016年から開発している独自のCopySafe™テクノロジーがある。
QuineCopyの主な用途は、メディアカードから1つまたは複数の保存先に映像をコピーしてバックアップすることだ。コピープロセス中、ソフトウェアはチェックサム(XXHash64またはMD5)を行い、ファイルが安全にコピーされ、無傷であることを確認する。バックアップが完了すると、ソフトウェアはMHLチェックサムレポートファイルを作成する。
このソフトウェアはあらゆる種類のデータと互換性があり、ほとんどのカメラフォーマット、記録メディア、メディアファイルを自動的に認識する。
QuineCopyは、コピー完了後にプロキシファイルを自動生成することもできる。そのためには、DaVinci Resolve StudioをQuineCopyに接続する必要があり、両ソフトウェアが通信してプロキシを生成する。このチュートリアルで、この方法を学び、このソフトウェアの完全な紹介を手に入れよう。
QuineCopyは、データやメディアファイルを、アセットの種類、日付、データによって分類された正しいフォルダに構造化できる強力なツールだ。さらに、このソフトウェアにはミラーリングという便利な機能があり、複数のディスクから1つの保存先にファイルを安全かつ確実に移動し、構造化されたマスターコピーを作成することができる。
価格と発売時期
QuineCopyは無料でダウンロードできファイル数、プロジェクト数、使用時間、ウォーターマーク、ファイルサイズ、使用期限などの制限はない。
QuineCopyのダウンロードと詳細については、こちらのQuineのウェブサイトをご覧ください。