RED Digital Cinemaは、MONSTRO 8K VVと名付けられたWEAPONカメラ用の新しいフルフレームセンサーを発表した。フルフレームフォーマットで最大8K /60fpsで撮像することができる。
REDによると、MONSTROはセンサー技術の進化の一歩で、フルフレームフォーマットで最大8K /60fpsで撮像することができ、また35.4メガピクセルの静止画画像を撮影し、最高300MB/sという非常に高速のデータ速度を実現している。
RED Digital Cinema Inc.の社長、Jarred Land氏がFacebookページに投稿している「MONSTRO 8K VV。すべての新しいピクセルデザイン。ドラゴンVVよりも2/3stopダイナミックレンジが広い。In Camera IPP2 (Image Processing Pipeline 2)で色精度が向上している。」
低ノイズレベル
さらに、REDのVimeoチャンネルには、REDのMONSTRO 8K VVセンサーのノイズ性能に注目し、低照度シーンでのノイズ性能をDRAGON 8K VVと比較している。
ビデオ(下のスクリーンショットをクリック)に見られるように、3番目のフェーズはISO 6400時、MONSTROで劇的なノイズ改善がみられる。(画像は200%に拡大している)
Jarredによると、MONSTRO 8K VVは今日からVV予約保有顧客への出荷を開始するとのこと。
このセンサーとHeliumセンサーを比較テストするのは興味深い。
ソニーがフルフレームセンサーを搭載したVENICEを発表したが、REDもフルフレームセンサーでソニーに続いた格好だ。 VENICEは2月に出荷される予定。
REDのWebサイト(英語サイト)によると、新しいWEAPONの価格は79,500ドル(BRAINのみ)で、カーボンファイバーWEAPONのユーザーは29,500ドルでアップグレードできる。