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REDがKOMODO情報を一部開示 - コンパクトなキヤノンRFマウント6Kカメラ

REDがKOMODO情報を一部開示 - コンパクトなキヤノンRFマウント6Kカメラ

RED KOMODOの情報を一部開示した。新しい「手頃な価格の」カメラのようだ。6Kに対応し、キヤノンRFマウント、CFastメディアを採用、ヘッドフォンジャックとマイク入力ジャックを備えている。本体の重量は1Kg以下で、一辺の寸法は約102mm以下と非常にコンパクトだ。 HDMIポートは装備していない。このカメラはHYDROGEN Oneスマートフォンと連携するように設計されており、5,000ドル以上の価格とのこと。HYDROGENユーザーは価格で優遇されるようだ。

RED KOMODO camera. Source: Jarred Land

映像クリエーターにとって、比較的安価に6K撮影ができる時代になってきた。 ブラックマジックデザインは昨日BMPCC 6Kを発表し、パナソニックは6K対応フルフレームS1Hを近日中にリリースする予定だ。REDも「手ごろな価格」の6Kカメラをリリースする。この記事では、RED KOMODOカメラに関する入手可能なすべての情報をまとめた。

KOMODOティーザー

Jarred Land氏は、7月中旬にインスタグラムのアカウントで、ある未知の製品に触れた(これがKOMODOカメラだった)。写真には、ヘッドフォンジャック、マイク入力ジャックコネクター、および「CFast」と記されたLEDのみが表示され、CFastメディアを使用することを予告していた。 CFastカードは安価ではないが、RED MINI-MAGSよりもはるかに手頃な価格だ。

RED KOMODO camera first teased. Source: Jarred Land

7月23日にはJim Jannard氏はH4V(HYDROGEN One 4-View)ユーザーに関する投稿でKOMODOについて以下のように言及している。

Additionally, we eventually realized that the original camera module would have to change due to the fact our ODM was not going to competently complete the module that they committed and guaranteed to do. Our best option was to modify the program and bring it back into the RED house. We have completed the new and extraordinary sensor and redesigned the package. Jarred at RED will be posting about Komodo fairly soon. Its capability will vastly exceed the originally planned module. The HYDROGEN One and Two will integrate with this new camera. While it does not replace its big RED brothers, it will certainly be a complimentary camera for cinema grade images at the highest level at lower pricing.

要約すると、“H4VはODM(Original Design Manufacturing)で行ったが、うまくいかなかった。そこで、今度は社内で再開発することにし、素晴らしいセンサーを開発した。Komodoに関しては当社のJarredが間もなく発表するだろう。その機能は、当初計画されていたものより大幅に上回り、HYDROGEN OneおよびTwoは、この新しいカメラと統合される。(Komodoは)REDの上位カメラに取って代わるものではないが、低価格で最高レベルの画像を提供するカメラになることは間違いない。”と述べている。

Jimの投稿から、KOMODOはHYDROGENのカメラモジュールを採用するようだ。KOMODOはHYDROGENが無くても動作することを願いたい。 HYDROGENを使いたいと思うユーザーは、現在のところあまり多くない。

HYDROGEN One phone – possibly a monitor for KOMODO? Source: RED

その後(7月26日)、Jarred氏はKOMODOについて以下のポイントをRed Userに投稿した

  • DSMC3ではない
  • DSMC2の後継機ではない
  • 8k VVではない
  • それはDragonでもHeliumでもGemini でもMonstroセンサーでもない
  • HDMIポートは持たない
  • 独自のメディアを使用しない
  • 「モジュール」ではない
  • HYDROGENを所有していない場合は、5000ドル未満ではない
  • XLRポートは持たない
  • 固定レンズはない
  • 重量は1Kg以下
  • どの一辺も4インチ(約102mm)以下

最新のKOMODOのティーザーは、インスタグラムで投稿され、今回はもう少し詳しく説明されている。 KOMODOは6Kビデオを記録できるREDの新しいカメラで、キヤノンRFマウントが搭載されている。

RED KOMODO camera. Source: Jarred Land

RFマウントのフランジ距離は20mmで、一般的なキヤノンEFレンズ(フランジ焦点距離44mm)を装着する場合は、このミラーレスマウントはお勧めだ。その理由は、キヤノン製の可変NDマウントアダプターで、KOMODOの写真にも装着されている。最近発表されたBMPCC 6KはEFマウントを採用したが、RFマウントはセンサーとレンズの間のスペースを有効に活用でき、理論的には「スピードブースター」も適応できるのでEFマウントよりも理想的だ。

このアダプターは、EFレンズとRFマウントボディ間で電子接続ができ、IRIS制御、レンズの手振れ補正、および場合によってはオートフォーカスもサポートする(ただし、カメラボディによって異なる)。さらに興味深いのは、ドロップイン可変NDフィルターだ。 ND3-ND500の範囲(1.5〜9stop)で可変できる。キヤノンは、暗い環境で使用するドロップインクリアフィルターも用意している。またアダプターは防水性と防塵性を備えている。

Canon Drop-in Variable ND Filter Mount Adapter – very useful accessory for the RF mount.

KOMODOについてはまだ分からないことが多い。 センサーのサイズもその一つだが、Jarred氏は、KOMODOは100%REDで、他社のセンサーのライセンスを取得していないと述べている。 Jarred氏はまた、Dragon、Helium、Gemini、またはMonstroセンサーを搭載していないと言っているので、KOMODO用の新しいセンサーを開発したと考えられる。 Super35mmなのかフルフレームなのか、 電源、接続性、そして正確な価格と発売時期についての情報が無い。 なお、カメラの価格は5,000ドル以上と言われており、HYDROGENのユーザーは割安になると述べている。

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