RED Komodoは間もなく発売されそうだ。最終的な仕様はまだ確定していないが、ストームトルーパー(ホワイト)エディションの価格は約7,000ドルで、その後に続く通常のブラックバージョンの価格は約6,000ドルになることが分かった。ストームトルーパーの前に、REDはカスタム色で限定版のKomodoを7,000ドルか、それより少し高額で発送する。 Jarred Land氏によると、これは2020年6月1日からの予定とのこと。
REDuser.netに加えて、RED Digital Cinemaの社長であるJarred氏のソーシャルメディアアカウントでもRED Komodoに関する新しい情報が発信されている。最近、氏は同氏のInstagramアカウントにRED Komodoに関する有用な情報を投稿した。
RED Komodoに関する新しい情報は、次の通り。
限定カラーバージョンで販売開始
Jarred氏はInstagramへの投稿で、COVID-19の影響で一時生産が中断していたが、軌道に戻ったと書いている。ただし、新しい安全プロトコルにより、速度は大幅に低下している。また2週間以内に、最初の「超限定少量」販売を開始する予定と述べている。投稿は5月17日なので、2020年6月1日から始まると思われる。
https://www.instagram.com/p/CAQqnutjgZS/
限定バージョンは、特別色のプレリリースバージョンになる。Jarred氏によると、ハードウェアは完成したが、ファームウェアに関してはバグがまだある可能性があり、今後のアップデートで改善される予定。 REDは通常、ストームトルーパーと呼ばれる白いバージョンで販売を開始することがあるが、これらの限定バージョンはストームトルーパーの前に出荷される。
Jarred氏によると、限定バージョンを入手したい場合は、彼にメールを書いて欲しいとのこと。ハウジングの色はユーザーが選択できるのか、REDが決めて出荷するのかは、現時点では不明。
https://www.instagram.com/p/B9eurzOBtij/
カラフルなKomodoは新しいものではなくマイケル・ベイ監督のグリーンのBAYHEM Komodoと、ラナ・ウォシャウスキー監督のオレンジとレッドバージョンはすでに登場している。
価格
価格は、同じインスタグラムの投稿で、Jarred氏はストームトルーパー(白) Komodoの価格は約7,000ドルで、その後発売される通常の黒バージョンの価格は約6,000ドルだと語っている。
カラーバージョンの価格については、ウイルスの原因で、高価なものになったが、できる限り、カスタムカラーをストームトルーパーの価格程度にしたいとしている。即ち7,000ドルをわずかに超える可能性がある。
Jarred氏は、Hydrogenオーナー向けの特別割引は通常の黒いKomodoに引き続き適用される予定。ただし価格はまだ明らかにされていない。Jarred氏は当初、Hydrogenのオーナーには、5,000ドル未満にしたいと述べており、その後も数回確認している。
Komodoを現在事前注文する唯一の方法は、jarred @ red.comで直接Jarred Land氏に連絡すると良いのかもしれない。
Jarred said he shot this with the Komodo with the SIGMA cinema 50-100mm zoom lens.
AFデモ
1か月以上前に、Jarred氏はコモドの位相検出オートフォーカス(PDAF)の短いデモをInstagramに投稿している。タッチインターフェースも搭載されている。
https://www.instagram.com/p/B-6QGnABxZZ/
Komodoの公式の仕様は、まだ発表されていない。 下は既知の仕様のまとめ。
- センサー:グローバルシャッターモードとローリングシャッターモード、および位相検出オートフォーカスを備えた新しい6Kセンサー
- 最大解像度:6144×3240(DCIアスペクト比のフルセンサー)
- 最大フレームレート:6K FF @ 40fps、6K WS @ 50fps、4k @ 60fps。48fpsモードも可能
- アナモルフィックサポート:可能。ただし、最初のリリースから約2か月後に追加予定。
- コーデックのサポート:内部圧縮RAW(REDCODE RAW、R3D)、現時点で他のコーデックがサポートされているかは不明
- レンズマウント:キヤノンRFマウント。 Jarred氏によると、まずEFプロトコルを実行しているため、RFレンズのネイティブサポートの可能性は発売時にはほとんどない。
- メディアタイプ:CFast 2.0(本体はメディアスロットコンパートメントドア付き)。 Jarred氏は後に、将来の使用のためにCFexpressもテストしていると述べているが、KomodoではCFast 2.0に決定。
- 電源:ホットスワップ可能なキヤノンBPスタイルバッテリー(各容量)デュアルスロット、DC入力12V(LEMO)。DSMC2よりも低い消費電力
- カメラ操作:統合タッチスクリーン、カメラボタン、ある種のスマートフォンインターフェイス、WiFiコントロール、EXTポート
- モニタリング:上面Pogoケーブルレスディスプレイテック、4K 6Gまたは12G SDI出力
- オーディオ:マイク入力5mmジャック、ヘッドフォンジャック、内部スクラッチマイク
- カメラ冷却:内部ヒートシンクとファン
- 筐体:<4x4x4″マグネシウム/アルミニウム合金ボディ
- 重量:<2ポンド(約900グラム以下)
- ボタン/インジケータ:オン/オフスイッチ、電源/ステータスインジケータ、記録ボタン、タリーライト、メニュー、メニュー選択アップ/ダウン、機能セット、再生(おそらくトグル)、バッテリー用の2Xイジェクトボタン、メディアコンパートメント
- ワイヤレスカメラインターフェイス/コントロール:WiFi w /アンテナ
- 携帯電話のサポート:AndroidおよびiOS
- リギング:Pogoの周りに1/4 ”-20、カメラの前面に4x M4、フォーカスフックに1X M3、DSMC2スタイルのボディの一般的なベースプレートフォームファクター