REDは最近、RED KOMODO-Xの新しいベータファームウェア・アップデート、バージョン1.1.0betaをリリースした。このベータ版ファームウェアアップデートの主な追加機能は顔検出オートフォーカス機能で、アダプターを介してキヤノンRFレンズとEFレンズと互換性がある。
RED KOMODO-Xは、オリジナルのKOMODOの後継機としてではなく、新しい6Kグローバルシャッターイメージセンサー、最大6K80pの記録フレームレート、CFast 2.0の代わりにCFexpress Type Bスロット、内蔵V-Lockバッテリーマウントなどを備えたRED DSMC3カメララインナップの「適切な」メンバーとして、2023年5月に発表された。
先日、RED V-RAPTORのベータファームウェア・アップデートVer.1.6.1が公開され、顔検出オートフォーカス機能が追加されたのに続き、RED KOMODO-Xもベータファームウェア・アップデートVer.1.1.0が公開された。
RED KOMODO-Xファームウェア・アップデート・バージョン1.1.0βの新機能
RED KOMODO-Xファームウェア・アップデート・バージョン1.1.0βは、コンパクトシネマカメラに多くの興味深い新機能を追加するもので、最も重要な追加機能は顔検出オートフォーカスだ。この機能は、ネイティブのキヤノンRFオートフォーカスレンズと、キヤノンRF-EFレンズアダプターを介したキヤノンEFレンズでのみ動作する。以下は、このファームウェアアップデートVer.1.1.0betaの完全な変更履歴:
- 顔検出オートフォーカスを追加
- オンボードLCDユーザーページを追加
- カメラ内オンラインファームウェアアップグレード方法を追加。
- 高度な画像フリップ選択を追加
- 機能トグルを追加
- トップボタンモードを追加
- 操作ガイドQRコードを追加
- ISO表示モードゲイン(dB)を追加。
- マルチキャリブレーション管理を追加。
- mDNSホスト名検出機能を追加
- S3認証情報のWeb UIを追加。
- リモートシャットダウンコマンドを追加
- 録画モードのUIを最適化した。
- プロジェクト設定の「フォーマット」を「センサーフォーマット」に変更。
- OWC Atlas Ultra 1TB/2TBのサポートを追加。
- SanDisk PRO-CINEMA 640GBのサポートを追加。未承認のメディアでカメラを使用すると警告メッセージが表示されるようになった。
価格とリリース時期
RED KOMODO-Xのファームウェアアップデートバージョン1.1.0betaは、REDのウェブサイトから無料で直接アップロードできる。