2017年6月に発表されたREDのスマートフォンHydrogen Oneは、若干の遅れがあったものの2018年11月からついに出荷が始まった。 「メガネ不要3Dモード」が特徴の一つだが、もう一つのセールスポイントは、機能を拡張するためのモジュールを追加できること。 そして最初の外部モジュールとして発表されたのがLithium 3D / 4-Viewカメラだ。
LucidがREDのパートナーに
3D VR180カメラの専業メーカーLucidは、2018年5月にREDとの提携を発表し、Hydrogen One用の最初の8K 3D / 4-Viewカメラの開発に着手した。
このデュアルカメラモジュールにより、8Kのビデオと写真を撮影でき、リアルタイムで画像を4Vに変換する。また、3Dフォーカスとズーム用にレンズのデュアルアジャストを特徴としている。
このモジュールにRED Hydrogen Oneをドッキングすると、ポストプロダクションで3D / 4Vコンテンツを見ることもできるようになる。 8K 4VはH4Vファイルで、YouTubeやFacebookに直接アップロードできる。
11月にJim Jannard氏によってh4vuser.comフォーラムに投稿され、そのモジュールの名前がLithiumと明かされた。
Jim Jannard氏は次のように語っている。(要約)
私を含め、多くの人が2Dモジュールを待っています。私は4Vで撮影することをもっと楽しみたいと思っています。新しいカメラはLithium(コードネーム)と名付けられた3D / 4Vビームスプリッターリグです。我々は現在、これをテストしています。これが4Vのために何ができるか大いに楽しみです。スペック、価格、発売時期(今回は現実的なもの)をまもなく投稿する予定です。
Lucid Lithium
Lucid Lithiumは、HYDROGENをユーザーインターフェースとモニターとして使用するスタンドアロンのカメラシステムだ。(Jannard氏の投稿を引用) Hydrogen Oneをユニットの背面にマウントし、8K 3D / 4Vで制御/監視/記録することができる。
この写真で分かる通り、2個の1/4 ” – 20マウントがユニットの上に追加されている。モジュールの下部には、15mmまたは19mmのベースプレートのように見えるものもある。
Jannard氏がフォーラムの後半に以下のように語っている。
Lithiumは、UIとモニターデバイスとしてHYDROGENを使用するスタンドアロンカメラです。
4Kのデュアルストリーム画像を撮影し、4-Viewに変換します。デュアルステレオペアの画像をマスターとして保存できます。
またバリアブルI / Oと6倍ズームを搭載しており、すべてが同期しています。これによりAFとハンドコントローラのマニュアルフォーカス、アイリスとズームをサポートします。
まもなく現実的な納期とスペックを投稿する予定です。
現時点では、これらの情報が全てで、Lucid LithiumはRED Hydrogen One専用の唯一のモジュールだ。
正確な価格や発売日は明らかにされていないが、間もなく発表されるだろう。