REDは先日、2022年4月1日以前にカメラを購入したすべてのV-RAPTORユーザーに対して、RFレンズマウントのロックリングの問題に対処した。この問題の影響を受けたユーザーは、REDサポートまたは認定サービスセンターに連絡して、カメラを送付することができる。
RED V-RAPTORは昨年9月に発表されたが、同社は時間をかけて問題に対処している。例えば、最近、映像に現れる可能性のあるセンサーのスティッチングラインの問題を修正した。
最近では、ネイティブRFレンズマウントのRFロックリングについて、何人かのユーザーから不満の声が上がっていた。要約すると、すべてのレンズマウントには公差があるため、レンズとレンズマウントの間の遊びを避けるには、例えばPLマウントレンズのように、レンズを物理的にロックすることが最良の方法だ。
レンズをカメラに装着すると、RED V-RAPTORのロックリングがレンズをカメラ/レンズマウントにしっかりと締め付けるので、レンズにはまったく遊びがない。しかし、V-RAPTORのレンズマウントは補強が必要だったようだ。
RED V-RAPTOR RFのロックリングの改造
2022年4月1日以前にRED V-RAPTORを購入したユーザーは、近くの認定サービスセンターでサポートを受けられる可能性がある。
以下は、RFロックリングの修正に関するREDの声明。
REDは、RFロッキングリングが締まらなくなった、または重いレンズで望ましくない遊びが見られるという報告をお客様から受けています。2022年4月1日より、REDはV-RAPTORレンズマウントを強化し、より重いレンズを使用する場合や外部モーターでレンズに大きな回転力がかかる場合に、より堅牢になるようにしました。この問題が発生し、RFロックリングを許容できる締め付けができなくなった場合は、REDサポートまたは認定サービスセンターまでご連絡いただき、カメラを評価・修理に出してください。
REDは、レンズの着脱時にロックリングがロックされていない状態であることを確認し、重いレンズや長いレンズを使用する場合は、可能な限りレンズサポートを使用することをお勧めします。
RED
同社によると、RFロックリングはより重いレンズをサポートするために強化されている。これは、このカメラがシネマカメラであるため、ほとんどの人がシネマレンズとフォーカス/アイリス/ズームレンズモーターを使用することになるので、有用な対処だ。
