ReelSteady GOは、GoProカメラ(HERO 5、HERO 5セッション、HERO 6、およびHERO 7)の映像の手振れ補正を行うスタンドアロンのデスクトップアプリだ。 GoProのジャイロセンサーの情報を使用することにより、単純な画像解析よりもはるかに優れた結果を提供する。製作者は、 Hero7内蔵のHyperSmoothよりもさらに優れていると述べている。現在99ドルで入手可能。
Robert McIntoshのドローンショットを覚えている読者も多いだろう。彼は、 GoPro Hero4を軽量化し、小さなカスタムドローンで、2本のフライスルービデオを撮影した。撮影したままの映像はもちろん安定していなかったので、Adobe After Effects用のReelSteadyプラグインを使用して手振れ補正を行っている。(記事はこちら)
After Effects用のプロフェッショナルReelSteady手振れ補正プラグインは、399ドルで販売されている。この価格はユーザーにとっては少し高すぎる場合もあり、同社は今回ReelSteady GOとして、より手頃な価格の製品を導入した。これは、 GoPro HERO 5、HERO 5 Session、HERO 6、およびHERO 7のクリップを自動的に安定化させる、シンプルなスタンドアロンデスクトップアプリケーションだ。
ReelSteady GOの概要
ReelSteady GOアプリはReelSteady After Effectsプラグインと同じように、非常に有能な手振れ補正機能を持つ。ReelSteady GOは従来のような画像解析の代わりにGoProカメラのジャイロデータを使用するが、これにより事実上あらゆるショットで素晴らしい結果を実現する。ReelSteadyの製作者は、この手振れ補正は Hero7に搭載されているGoProのHyperSmoothよりも優れていると述べている。プロモーションビデオで確認していただきたい。
アプリのユーザーインターフェースはとてもシンプルで分かりやすい。ボタンをクリックすることで対象のビデオをロードし、アプリは自動的に手振れ補正処理を行う。別のボタンで、ビデオをレンダリングしてエクスポートできる。カメラのモデル、設定、および同期点が自動的に検出されて適用される。
自動安定化の結果に満足できない場合は、ビデオの同期点も調整できる。詳しくはReelSteady GOチュートリアルビデオをご覧いただきたい。
前述のように、このアプリは GoPro HERO 5、HERO 5 Session、HERO 6、HERO 7の映像に対してのみ動作する。 GoPro HERO6以前のモデルではカメラでの手振れ補正が無いので、ReelSteady GOは特に必需品となるだろう。
ReelSteady GOは、WindowsとMacで使用でき、価格は99ドル。無料の試用版もありますので、購入する前に試してみることができる。試用版は全ての機能が有効だが、エクスポートされたクリップに透かしが入る。
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